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12

 シュルトンの城の中は、いつものにぎやかさは消え、静寂が訪れていた。


 渓谷に撒かれた毒については中和剤が生成され、他の部下によって散布中だ。


 そんな静寂を破るように、アズールが両方の拳を机へと叩きつけた。


 机には罅が入り、その目の前に立つローリーとダリルは頭を深く下げる。


「申し訳ございませんでした」


「申し訳ございません。全ての責任は、私、ダリルにあります」


 アズールはその言葉を聞き、低い声で静かに言った。


「……眠らされた者達の容態は?」


「私達も含め、全員目覚め、体調に問題はありません」


 ダリルの言葉に、アズールはうなずく。


「経緯の説明を」


「兄上が出立後、レクス様の手の者が、王城の各所に催眠作用のあるお香のようなものを設置され、それによって眠りに落ちてしまったようです。こちらが、その品です」


 机に置かれたのは、小さな香りの立つ入れ物であった。


「……こんなもので……。警備はどうなっていたのだ」


「申し訳ございません」


「謝ってすむ問題か! シャルロッテが攫われたのだぞ!」


「攫われたのは、シエルです」


「な……」


 ダリルの言葉にアズール様が息を呑む。


 ダリルは言葉を続けた。


「向こうも、それで通すでしょう。平民の少年をただ連れて来ただけだと」


「つまり、返せと言っても突っぱねられると」


「はい。あちらはレジビア帝国……我が国の要望を通すとは思えません」


 アズールは息を呑み、それからゆっくりと腕を組み目を閉じる。


「シャルロッテも……眠らされていたのか」


「いえ、それが」


「それが?」


 ダリルの視線で、ローリーがうなずくと口を開いた。


「意識が朦朧とする中、私はシャルロッテ様の部屋の中から声を聴きました……シャルロッテ様の声で……レジビア帝国に、一緒に参りますと……そう、告げられていました」


 その場がシンとなる。


 ローリーとダリルは焦ったようにそれぞれ口を開いた。


「シャルロッテ様はアズール様を裏切ることはありません」


「そうです! ですから、何かしらの理由が会ったのだと思います!」


 二人の言葉に、アズールはふっと息を吐き、それから微笑むとうなずく。


「あぁ。シャルロッテは、優しい人だ」


 それからこぶしを握り締めると言葉を続ける。


「だからこそ、それを利用したのだろう。彼女が断れないように……おそらく我々を助けるためにシャルロッテは行ったのだ。レジビア帝国は大国。シュルトンを盾にされれば、シャルロッテは断れなかっただろう……作戦を立て、助けに行くぞ」


 アズールのその言葉に、ダリルもローリーもうなずく。


「「はい」」


 シュルトンは小国ではあるが、団結力はどの国よりも強固だ。


 そしてシャルロッテはそんな小国の女神。


 彼女が思っている以上に、民はアズールはシャルロッテのことを大切に思っている。


 国益を取るならばシャルロッテを迎えに行くなど難しいだろう。だが、シュルトンはそもそも魔物に対抗する武力国。


 大切な物を奪われて国のためだと黙っていることはない。


「シャルロッテ、すぐ、迎えに行く」


 アズールは窓の外を見つめ、そう呟いた。


◇◇◇


 美しい鳥の鳴き声が響いて聞こえてきた。


 カーテンが風で揺れ、緑美しい庭が、体を起き上がらせたベッドからでもよく見える。


 ここはどこなのだろうかと、私は周囲を見回すが誰もいない。


 立ち上がると、自分はレジビア帝国の衣装に着替えさせられていることに気が付いた。


 ベッド横に置いてあった靴を履き、揺れるカーテンに誘われて外を見ると、そこには美しい庭が広がっていた。

 視線の先には人工的に作られた川が流れ追ており、太陽の光を反射させている。


 歩いていき、そして飛び石が置かれている川を渡り、歩いていくが、誰もいない。

 


 様々な花が咲き誇り、庭にはお洒落な飾りや装飾のなされたガゼボも点在している。


 その奥には泉もあるようだった。


 真っすぐに真っすぐに進み、そして壁まで行きつく。


 登れそうなところはないだろうかと見ていくが、高い塀を登れそうな場所はない。


 その時、後ろから声が駆けられた。


「目覚めた直後から脱走でも考えているのか」


 振り向くと、そこにはレクス様がいた。


 髪の毛を垂らし、そしてこちらを見ると私の手を掴み引いて歩く。


「いろいろと紹介してやる。ここは俺のハレムだ」


 ハレム……。そうか、レジビア帝国は一夫多妻制の国だから。ハレムがあるのか。


「お前の部屋は第一婦人となる女性の部屋だ。俺はお前以外をここに迎える気はないから、安心していい」


 安心?


 私は、手を引かれるがままについていく。


 とても美しい庭だ。


 風も心地よいのだろう。


 流れる川の音も鳥の声も聞こえているのに、何故だろう。まるで水の中に私はいるような、そんな音の聞こえ方だった。


 そして、ここにいるはずなのに、まるで夢の中にいるようだった。


「シエルはレジビアに来たことがないだろう。このハレムには小さな美術館や図書館もある。今は時間があるから、案内してやる」


 手を引かれてついたのは、美しい装飾が壁一面に施された建物であり、中に入ると美術品が立ち並んい

た。


「ここにあるものは妻を楽しませる品々だ。シエルも好きに触っていい。宝石などはこちらだ」


 奥へ奥へと案内される。


 ケースに入った宝石たちは輝き、美しくそこに存在している。


 ただ、ここには誰もいないから、誰に見られることもない。


 可哀そうなものだなと私はそう思いながら、宝石のケースに触れる。


「女は宝石が好きだろ。はぁぁ。お前が本当に男だったほうが、俺にとってはよかったのか、そうじゃないのかはわからないな」


 なぜ、私だったのだろう。


 私以外にも美しい女性はいる。


 レクス様はシュルトンで私をベッドの上で脅かしてきたが……あれは本気ではなかったのだろうなと、今では分かる。


 レクス様は……女として私を見ているという感じがしないから。


 一人で延々と喋るレクス様の話を、私はぼうっとしながらただ聞く。


 せわしなく歩く彼についていきながら、次には図書館へと入った。


 様々なレジビア帝国の本が立ち並ぶのに、私の心は一切動かない。


 以前の私であったならば、新しい知識だとそう思うだけで本に手が伸びた。


 なのに、心が動かず、私は本棚をレクス様に案内されるがままに眺める。


 そう、眺めるだけだ。


 レクス様にソファに促されてそこに座ると、レクス様が私の膝の上を枕にするようにゴロリと寝転がった。


 びくっと驚くと、レクス様は目を閉じる。


「……お前が傍にいると、落ち着く。少し寝る。お前は好きに過ごせ」


 好きに?


 人の頭が膝の上に乗っているのにどう過ごせばいいというのだろう。


 私はぼうっとしながら、何も考えられない。


 いや、このまま何も考えない方がいいのだろう。


 何かを考えたら、天候がまた変わってしまう。


 何も考えずにいよう。ただ、ただ私がここにいるだけで……しゅる……。


 私は考えるのをやめ、ただ空を見つめる。


 空は青く輝き、世界は何も変わらない。


 三十分ほど過ぎた時、レクス様の部下が現れた。


「陛下。公務のお時間です」


「……はぁ。分かった。また来る」


 レクス様はそう言って部下の方と立ち去っていった。


 私は庭へと出ると、そこで空をじっと見つめていた。雲が流れていくのをただみつめていると、門であろう方が騒がしくなる。


 そして、数名の女性達がこちらへと歩いてくるのが見えた。


 誰なのだろうか。


「このアバズレ!」


「陛下を誑かすとは、なんということか!」


「どこの馬の骨とも思えぬお前が、陛下の子を身ごもれるなどと思うなよ!」


 突然頬を打たれた。それから彼女達が伴ってきた侍女に水を駆けられた。


 何が起こっているのか分からずにいると、女性達から罵詈雑言を浴びせられる。


 ぽたぽたと自分の髪から滴り落ちる水滴を、私は眺める。


 あぁ、この人達はレクス様と結婚をしたい人たちなのだろう。


 美しい人達なのに、まるで鬼のような形相であった。


 門番たちは慌てた様子ではあるものの、女性達は高位貴族の方々なのだろう。手出しできないようで慌てている。


 どこの国も……こういう人はいるのだ。


 私は肩を押され地面に倒れた。


 そして、そのまま空を見つめる。


 青い空が晴れ渡っている。


 あぁ……心が、ピクリとも動かない。


 私はそのまま意識を失い、そして目が覚めるとベッドの上にいた。


 また勝手に着替えさせられている。


 レクス様が夕方来ると、私の顔を見て大きくため息をついた。


「はぁぁぁ。警備を見直す。高位貴族の娘とは、親を盾にしてこういうところにも入り込むから気持ちが悪い。腕でも切り落とせば黙るだろう」


 私はその言葉に慌てて首を横に振った。


 すると、レクス様は小さく息をつく。


「シエルは優しいな。はぁぁ。わかった。だが、お前も悪い。お前は俺の妻になるのだから、やられてばかりではなく、ちゃんと言い返せ。お前は王の妻になるのだぞ」


 その言葉に、私は心の中で静かに失笑した。


 地位も身分もない自分が高位貴族に何が出来ると言うのだろう。


 貴族とは地位による社会で出来ている。当り前のことだ。


 この人は、自分のこと以外は何も見えていないのだろうな。


 妻になどなれるわけがないのに。


◇◇◇


 職務を果たさなければならないと言う時には、気が滅入る。


 シエルと共にいる時は、心が安らぐが……アズールのことが脳裏をちらついた。


 俺が本当にこれであっていたのだろうか。


 こんな風に思い悩むなど、レクスは自分らしくないと思った。


 長い廊下には、レジビア帝国の歴史が深く感じられる。


 シュルトン王国よりも歴史あるレジビア帝国は今、歴史上最も安定した時代となった。


 兄弟が全員いなくなったおかげで、レクスの地位を脅かすものがいなくなったからだ。


 ただ、貴族達は一筋縄でいく者達ばかりではない。


 侍従によって大きな金色の扉が開かれると、そこは重厚な造りの広間となっていた。


 王座の前に広い空間があり、そこに皆が頭を下げて待機している。


「面を上げよ」


 レクスの言葉で皆が顔をあげる。


 長き歴史のレジビア帝国。つまり、各貴族の歴史も深い。故に、一人一人が気の抜けぬ狸ばかり。


 腹芸が出来なければこの国ではやっていけない。


 だからだろう。


 アズールのあの笑顔が懐かしくなるのは。


 恨まれているだろうに……友と呼んでくれたことが、今、胸をなぜか締め付けるのだ。


 人身売買の一件や、国の情勢の話、様々な話が通り過ぎたあとに、レクスの婚姻についての話題があがった。


「平民の娘ということですが、正妃ではなく側妃にすべきでございます」


「偉大なる帝王陛下。どうか英断を」


 そうした苦言が、立ち並ぶ。


「それで、我がハレムに無断で侵入したお前の娘を、正妃に据えろとでも?」


 レクスがそう言ったあと、声を低くした。


「首を撥ねてけば良かったか。シエルが許せというから、温情を与えたというのになぁ……」


「も、もうしわけ」


「意見があるならば、首を撥ねられる覚悟をもて」


 レクスは皆を睨みつける。


「……話は終いだ」


 そう言い、その場をあとにする。


 王としての仕事は、全うしてきているつもりだ。


 貴族の話をいつも聞かないというわけでもない。


 ただ、煩わしい。


 それでも仕事を続けるのは……。


 レクスは城の上へと昇ると、帝国を見下ろした。


「美しい国だ」


 この国を守るため。


 だが……たまにひどく心が冷たくなるのだ。


 寂しさというものか。


 それを埋めるためにシエルを攫った。だが、こんな気持ちになると思わなかったのだ。


 友か……。


 レクスの中で、静かにその言葉が、渦巻き続けていた。


◇◇◇


 叩かれた頬は腫れていたけれど、数日経てば腫れも引いた。


 たまに侍女が来て世話をしていく。


 レクス様は、顔を叩かれた日以来、来ていない。


 太陽が、上り、月が昇り、また太陽が昇る。


 最初の日来て以来、貴族女性達は入って来れなくなったようだった。


 何もない。


 太陽が昇っては沈み、月が昇るだけ。


 そして数日たったある日、レクス様は私の所にやってきて、驚いた表情でこちらを見た。


「……おいおいおい。お前……なんだ、その顔は……なんでそんなに顔色が悪いんだ」


 挨拶をしなくてはと、体を起き上がらせようとしたが、力が入らなかった。


 焦ったように私のベッドまでレクス様は来ると、私の世話をたまに行っていた侍女を呼び出す。


 侍女はレクス様の様子に驚き、その場で地面に跪いた。


「も、申し訳ございません。申し訳ございません」


 レクス様は侍女を踏みつけようとして、私は慌ててレクス様の腕に手を伸ばすと、首を横に振った。


「……止めるな。お前の世話を怠ったのはこいつの罪だ」


 私はその腕をぎゅっと握り、首を横に振る。


「何故止める……」


 私は首を横に振り続けた。


 すると、レクス様が私を見て、私の頬を両手でつかむ。


「待て、お前……おい。なんで喋らないんだ……?」


 心底驚いているようだった。


「おい。冗談はよせ、喋れ」


 私は、口をパクパクと動かすけれど、喉から風がひゅうひゅうと出るだけで、音が発せられることはなかった。


「おい、こいつはなぜ喋らない!?」


 侍女は床に頭をこすりつけ震えながら答えた。


「わ、私は、一言も声を聴いたことはございません。なので……喋れないのかと……しょ、食事もほとんど手を付けず、ですが、水分だけは、どうにか……お、お許しください」


 レクス様は呆然とし、私に尋ねた。


「どうしたんだ……なぁ、本当は喋れるんだろう?」


 私は首を横に振る。


「なんで突然。医者を呼べ! 早く!」


 突然?


 私は……いつから喋れなくなったのか。


 自分でも、もうよくわからない。


 侍従達が慌てて医者を呼び、私はそれから数名の医者に取り囲まれることになった。


 そして診察が終わった後に、薬を処方される。


 大人しくそれを飲むと、医者がレクス様に急かされて口を開いた。


「……衰弱しておりますが、食事をとれば、体の健康は元に戻っていくでしょう」


「喉は? どうなっている」


「それは……何かしらの、強いストレスで喋れなくなったのではと……」


「強いストレス? こんなに豪華な屋敷に住まわせて、食事もなんでも運ばせた! 何がストレスだと言うのだ!」


 医者は、汗を拭きながらちらちらと私を見て答える。


「……この方は、感情を一切、表に出しません。それが強いストレスになっているのでは?」


「なんだと? ……そういえば、雨が、降っていないな……」


「え? はい。そうですね。ここしばらく晴れですが……それがなにか?」


「いや……それで、こいつはどうすればよくなるのだ」


 医者は私を見つめてそれからレクス様の方へと視線を戻すと答えた。


「どうか、時間のある時には傍にいて、話しをして、心穏やかになれるようにしてあげてください」


「それだけ……それだけか?」


「はい。心が安定すれば、元に戻る可能性も……あるかと」


「ちょっとまて、ずっとこのままの可能性もあるのか?」


「はい……」


 医者は下がり、レクス様は侍女達も下げると私のことを見つめた。


「おい。本当に喋れないのか? 演技だろう」


 私はじっとしていると、レクス様が机をたたき、それから私に脅しをかけるように告げた。


「喋れないならせめて笑え。そして食べろ。これは絶対だ。それが出来なければ、シュルトンがどうなるか分からないぞ」


 シュルトンが……?


 この人は、こうは言うけれど、そんなことしないだろうな。


 そう思った。


 ただ、この人が困らないように、私は顔に笑顔を貼り付けた。


 顔に笑顔を貼り付けるのには慣れている。


 セオドア様のことが頭を過っていく。


 あの頃と、同じだ……。


 それから、机の横に置かれていた、スープを口に運ぶ。


 味はせず、ざらざらとした何かを食べている感覚だった。


「なんだ。ちゃんと出来るじゃないか」


 少しほっとした様子でレクス様はそういうと、私の頭を手で撫でた。


「よかった……」


 心配している。


 私はじっとそんなレクス様を見ると、レクス様は慌てて私から手を離した。


「これから、時間が作り、毎日来る。いいな」


 命令ならば仕方がないのだろう。私はこくりとうなずいた。


 そんな私に少し笑みを向け、その日はレクス様は帰って行った。


 部屋に一人残された私は、静かに空を見上げた。


 手を伸ばせば、届きそうなのにとてもとても遠い。


 けれど、空は繋がっている。


 私はシュルトンの為に、アズール様の為に祈りを捧げる。


 どうか、シュルトンが平和でありますように。私がいなくても魔物が来ませんように。


 どうかお守りください。


 そう願うことだけが、私の救いだった。



 帰りたい……。


 

 涙が溢れそうになり、私は心を押し殺す。


 二度と、帰れないのだ。


 あの暖かい場所には。


 諦めなくてはいけない。。


 アズール様に、会いたい。


 辛すぎて、心を消すけれど、どうしようもないほどにアズール様が恋しくてたまらないのだ。叶うことはないのだから、もう……消えてしまえたらいいのに。


 私はふらつく足取りで庭に出た。


 川の先に、泉があったな……。


 生まれ変わって、シュルトンに降る雨に慣れたらいいのに。


 思考が曖昧のまま、私は裸足で歩いて行った。



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