第22話 卵白 ぷりん
お待たせ致しました。
卵白 ぷりん。雪白 雫と同じ事務所に所属しているvtuber。デビューは後なので雪白 雫からしては後輩にあたる。彼女は確か……。
「活動休止するとか聞いた気がする……」
「そうんなんだよ。けど、それはそんな気にしなくて大丈夫だよ。ぷりんは大学を卒業するために学業に専念するって言って活動休止するだけだから」
「そうなんですね。少し安心です」
「安心?」
「ほら、誹謗中傷とか圧力や炎上で辞めちゃう子とかもいますし。」
「確かにね。まあ取り敢えずぷりんにアポは取っておくから、決まり次第深春に言うことにするね?裕樹くんはそれを深春から聞いてもらう感じでいい?」
「はい、大丈夫です」
「よし、じゃあこれで行こう」
そう言って「お腹減ったー」と呟きながら椅子に座った。俺も一緒にご飯を食べるお誘いを受けたがうちの姉が待っているので、申し訳なく断ってから玄関でお見送りだけしてもらう感じになった。
「じゃあ裕樹くん、深春とこれからも仲良くしてあげてね。あわよくば貰ってくれても」
「ちょ、お姉ちゃんっ!それはやめてって言ったじゃない!」
「あはは……」
突っ込みづらいので苦笑いする。
「湊くん、日程決まったらまた連絡するから」
「おう、じゃあな」
「うん」
俺は一度だけ手を振ってから遊王子家を後にした。
家に帰ると、姉がご飯の準備をしながら待っていてくれた。この匂いはカレーではなく……
「シチュー?」
「正解ー!後少しでご飯できるから着替えてきなさーい」
「ほーい」
自室に入り、着ていた服を脱ぐ。タンスの引き出しを開けて部屋着を取り出し、ショートパンツとTシャツにパーカーを上に被って着替えは完了だ。
鏡をみると、少しパーカーがだぼだぼでうまい具合にショートパンツが隠れていて、下に何も履いてない感が強くてエロい。
まあ、下に履いてなくても姉くらいしかいないから大丈夫なんだけど。
脱ぎ捨てた服を洗濯機の横にある籠に入れて姉のいるキッチンへと戻った。
「何か手伝うことある?」
「うーん、じゃあ私が装ってテーブルに運んでくれる?」
「了解」
姉が装ったものをテーブルに運んでいく。更にスプーンやフォークを並べたら完璧だ。後数分でご飯が炊けるので、それまではテレビでも付けて座って待つことした。
ゴールデンウィークなこともあり、特番ばかりだ。お、このドッキリのやつ面白そうだ。
笑いながらご飯を待っていると時間はすぐに経つもので、ご飯が炊ける音がして、それから少しして姉がご飯を装った器を持ってきた。
「それじゃあ食べよっか」
「「いただきます」」
いつもと変わらない食事風景が姉弟から姉妹に変わった二人に訪れた。
もしかしたら次の話をこの話にくっつけるかも知れません。
その時は次回投稿時にお知らせするので、チェックお願いします。




