第21話 雪白 雫。
何日か振りです。本日も是非読むだけ読んでいってください。
「深春、配信終わったよっ」
「あ、姉さん、スパチャ読みはしなかったの?」
「うん、急ぎ用だったから。それで例の深春の想い人はどこなのかな?」
「ちょっ、姉さんっ、裕樹がそこで寝てるからっ!」
「はいはい。それでこの子なんだね」
「ええ」
深春の姉は、寝ている裕樹をみて何か企むようにニヤリと笑った。
「ひゃんっ……!」
胸の一番敏感なところを触られて、俺は目を覚ました。それにしても目覚めに聞いた一発目の声が自分の喘ぎ声とか罰ゲームかよ……。でも雫ちゃんの声でもあるからご褒美でもあるのか?
よく分からない感情になりながらも、今の状況を確認する。
「というか、何で俺上だけ下着姿なんだよ!」
「私はやめた方がいいって言ったんだけど、姉さんが」
「姉さん?あっ、どうも、お邪魔してます」
「いらっしゃいー」
「じゃなくてですね、なんで脱がしたんですか!?」
「ごめんだよ、色々気になってね?でもさ、そこに大きなメロンがあったら食べたくなっちゃうでしょ。えへへっ」
「これは俺のメロンなんでだめですっ」
脱がされていた服をはおり、遊王子の背中に胸を押し付けるように隠れた。
「やるね、妹ちゃん」
「別に争ってないし……それより姉さん」
「分かってるよー、でもさぁ、自分のVの姿の子がいたらおお〜てなっちゃうよね」
「自分の?」
「はぁ……実は姉さん、雪白 雫でvtuberやってるのよ」
「そうなのですっ!」
えへんっと自慢げに腰に手を当てる。
「ま、マジかよ……」
俺はブラックコーヒーが飲める。遊王子もそれは知っているはずだ。なのにあたかも飲めないと分かってるかのようにが「苦手でしょ」とオレンジジュースを渡してきた。
確かにこの身体にコーヒーは合わなくて助かりはしたが、ずっと何故わかったか不思議だった。
しかし、姉が雪白 雫なら点と点がつながり納得がいく。
それよりも挨拶しないとっ。俺は正座をして頭を下げた。謂わゆる土下座のような格好だ。
「いつもお世話になってます」
「うむ、宜しくてよ」
「湊くん、そうじゃないでしょ」
そうだった。遊王子のお姉さんにお願いするんだった。
「それでお姉さん」
「分かってるよ、紹介して欲しいんだよね?」
「は、はい」
「別に人助けになるなら紹介してあげても良いんだけど」
「な、ならっ」
「あいにく私はリアルで会うほどの仲良くではないんだよね。だから私ができることはその子とリアルであったあことのある子を紹介する事くらい……でもね、今から紹介する子は少し難癖があってね、それでも良いなら紹介するよ」
「はい、それでもお願いします」
「うん、良い返事だね。今から君に紹介する子の名前は卵白ぷりん。私の事務所の後輩だよ」
お読みいただきありがとうございます!
明日はエルフ始めましたの方を更新しようかなぁと思ってますので、もしかしたら投稿しないかもです。




