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悪魔伝染  作者: 多賀まりあ
6/7

大尉参上

6話目です

夜中に書いたせいで自分でも内容が分かりませんが (問題発言)

唐突に日本刀やナイフ、拳銃で武装した白い軍服の女性が現れて驚いていると

その次の瞬間、"死体"は動きを停止し倒れていた

「"アビィ"ごめんな〜来るの遅れてもた〜

ウチも全力出したんやけどなぁ…」

女性は手を合わせて、

申し訳ない

と謝る

私は訳が分からなかったが、とりあえずさっきみたいにならないように慎重に分析することにした

身長はおそらく170近く

年齢は20代後半(どう見ても成人だが、今まで通りの方法で年齢を判断すると7.8歳という結果になるので直感で判断した)くらいのように思えた

声は慎重に似合わず少し高めで可愛らしい

髪は金髪でポニーテールにしていた

白い軍服は、さっきのを見ている限り敵を返り血すら上げさせずに仕留めるということだろう

「ん?何じろじろ見てるん?

もしかしてアイツに頭どこかいじられて脳に異常が?」

女性が私の頭に手をかざす

「やっぱそうや〜

ウチが見た感じ、アビィ能力のおかげで死んでないけど脳にボルトぶち込まれとるで

ウチが取り除いとくわ〜

どうせ頭切り刻んでも死なへんやろ〜」

なんでや、記憶喪失の原因それかい

後、死なないからって物騒なこと言うのは辞めてくれ

「ほいっ」

ホントにやりやがったコイツ

今絶対頭斬られた、あとから痛みが来る

「これで治ったやろ?」

全て思い出せた訳では無いが、いくつか思い出せた

まず、私の名前はマリー・ウィリアムスではなく"アビゲイル・ウィリアムス"である事

そして、この女性が"ルーシー・キッドマン大尉"

大尉もあのウイルスに感染した後にかなり郊外にいたため放射能のみ浴びて"魔法"を身につけた一人で私の"幼なじみ"であること、そして能力は敵への攻撃を任意で別の部位に移す能力

つまり、手の甲に当たった攻撃を移動させ心臓への直接攻撃に変えることも可能

私が幽閉されている間もちょくちょく会いに来てくれていたが、ワラキアの生者からの攻撃は受けない"魔法"のせいで私を助けることは叶わなかったようだ

そして、次にあの故郷の町について

あの町の名は"アビゲイルグラード"私が"皇帝"をやっていたサバト帝国の首都である、ルーシーは皇帝である私に友人として接してくれた数少ない人物の一人である

最後にあの"死体"について

アレは幼なじみのキャリーであることに間違いはないが、死体となってはもう友人ではない

瞬間移動は1日1回しか使えないって自分で言っているのに牢屋に現れたのと外に出たので2回使っている矛盾に気づくべきだったと今思っている

後、城の地点で既に幻視をずっとしていたようだ通ってきたあの町もアビゲイルグラードが滅びた事で無人になっていたことを思い出したんだけど、一体あのハンブルグとかの肉料理はなんの肉だったんだろうね!


「助かった、昔と変わらなくて安心したよ

特にむ」

そこまで言ったあと喉に日本刀を突きつけられたので、さすがに辞めることにした

その後急に呆れるように言い始めた

「アビィ…人を煽るのはええけど、裸で歩き回ってて恥ずかしくないん?」

そうだった、服も幻視の内容に含まれている可能性があるのを忘れていた

とりあえず私はルーシーからシャツのみ貰った、ルーシーが170なのに対して私はかなり低いので何とか膝辺りまでは隠せた

「しゃあないから近くの町で服買ったるわ〜

ワラキアが死んだ今、アビィの情報を知ってる人はもう居ないから大丈夫〜」

私とルーシーは近くの町へ歩く事にした

ここまでお読みいただきありがとうございます

7話目もよろしくお願いします〜

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