表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/53

少年Rの独白

ハッキリ言おう。俺は正義の味方にはなれない。

どこぞのスーパーヒーローみたいに、魔法だの超能力だのの類は使えないし、

かと言えば何かミステリー小説に出てきそうなトリックを生み出す悪役とか、それを見抜く探偵とかにも俺はなれん。


悲しいかな、俺は凡人でしかない。


俺はこの世界の常識が異常だということにも気づけなかった唯の子供だ。

与えられた知識、見せられる常識、それが正しいと認識する糞みたいな頭。疑うことを知らない脳。

そのせいで人は幾つのものを失っただろうか。気づかぬうちに幾つのものを見捨ててしまったのだろうか。


平穏な日常、法に守られた世界。それが俺の居場所だった。

でも俺は何故か犯罪の世界に足を踏み入れてしまった。


コレは異常な世界の物語。

ちっぽけなオレが何故か犯罪者になってしまう話、あるいは記録。




この世界の常識は非日常となって、オレの平穏な日常を襲った。


だから日常を取り戻すため、


――今度は俺が非日常を襲う番だ。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ