用語設定・武器
武器
機械:あるソフトと“ナノレイド”と呼ばれる薬物をが投入されている行政機関専用の“器具”。
コレによって機関士たちの“能力”が引き出される(一種のドーピング)。だが、適性を必要とするものなので、これを使える人物は少ない。
能力:機械によって引き出された適合者の発達した一部の能力――ただし超能力の様に、物理的に不可能なことは出来ない。E.G. 瞬間移動
拳銃:全ての行政機関が所持することを許されている特殊な銃。
TRAINEE DEVICE(通称TD、テッド/ティーディー):行政高校の学生たちへと交付される“武器”、或いは“訓練用器具”。銃の形を模している。
一つ一つそれぞれの個体には生徒たちのデータが登録されており、本人以外はその拳銃を使えないようにロックされている。銃が起動させられた際は必ず、生徒たちの個人データや成績などへと記録される。
TDにはSAFETY、PRACTICE、REALと三段階の形態がある:
・SAFETY MODE、は銃の引き金を引くことが出来ない、通常状態。
・PRACTICE MODEは練習状態。生徒たちが演習のためなどに自由に作動させられる状態。ただし、撃ちだされる弾丸には然程の殺傷力はなく、精々痣を作る程度である。
・REAL MODEは本番。教師からの許可が下りないと作動させられないモード。緊急時の際などに使うことを許可される。本物の拳銃と比べれば機能に関しては多少劣るものの、殺傷力に関しては大差は無い。
用語
Bloody-minded:意味を”偏屈”、”非常識”
絶対処刑法に不満を持つ人間の総称。略して、ブラッド。
日本では軽蔑の対象で、差別を受けていたりする。
尚、犯罪などのケースが起きた場合、真っ先に疑われるタイプで事実、犯罪を犯しているものは殆どブラッドである。
金城もこのタイプの人間で、今は己の考えを隠すことで日常を生きている。