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冷酷少女の幕末記  作者: 月夜
3/4

First morning

「…」

…朝から変な夢を見た…

何で今更あんな夢を…

『人殺し!』

『アンタなんか死んじゃえば?』

『近づくな!気

持ち悪い!』

「…っ…!」

過去の記憶がリプレイされた

もしかして何かの前触れ?

そんな訳…、ないよな?

高校では俺の過去を知る人間がいない所を選んだし、頑張って明るく過ごしてる…

…じゃあ何で?

でも本当にあったらどうしよう

せっかく…、

ようやく手に入れた平穏なのに…

人間関係にもトラブルは無いし、なるようなこともしていない

きっと大丈夫だよな?

何も…、

何も起こらないよな?

そう考えながら道を歩いていると…

「君!危ない!!」

…は?

近くにいた大人が俺に向かって叫んでいた

どうかしたのだろうか?

そして次の瞬間、

『キキー…、ドンッ!』

…あ…れ?

俺、車に突っ込まれたのか?

ようやく…、ようやく死ねるのかなぁ?

そう思ったのに…、あ、れ?

目から涙みたいのが出てきた…

おっかしいなぁ?

何で俺、泣いているんだろう?

ヤダ、死にたくないよぅ…

そう思った矢先ー…、目の前が暗転した…

それは俺の世界が終わったと同時に、始まりの瞬間だった事を俺はまだ、知らない…

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