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もう一つの日課

作者: 流川


「お早う御座います。笠原さん」「お早う。」


私、城戸きど 成海なるみの毎日の日課は、ココ『笠原弁護士事務所』の社長、

笠原かさはら しゅん社長に朝早く出社して『お早う御座います』と朝の挨拶をすることです。


「今日も早く来たんだ。」

「嗚呼、今日は社長が言われた通りゆっくり来ようと思ったのですが珍しく目覚めがよくって。」

「へぇ、成海は俺と一緒じゃないとゆっくり眠れないんだ。」


私の心臓が一気に脈を打ちます。


社長が私のことを『成海』と呼ぶ時はプライベートモード。

いつもの、静かに社長の横にいるだけの秘書の私ではいさせてくれないのです。


「社長、止めて下さい。ココは会社です。家ではないんですから。」

「へぇ、そんなこといってもさぁ?成海の顔・・・真っ赤だよ?」


本当に、もうこれ以上はどうしようも在りません。

一応、コレも日課なのです。社長、否瞬さんが私をからかうのは。


「社長!?」「わかった、わかったってば。ゴメンゴメン。じゃあココ、してくれたら許してあげる。」


社長は自分の唇に指を添えて私を見る。


「・・・」「ほら、早くしないとみんなの前ですることになるよ?」



chu


「有り難ッ☆」「・・・・社長。」




そして、コレもまた























「意地悪・・・です。」「いえいえ、それほどでも(笑)」


私の日課なのです。((困





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