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-SAMIRENA-  作者: セミ
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1話;起きて…外へ。

初めて書いてみたけど…‥ 文章力に自信無いので不安ですが…読んでみて下さい。



真っ暗な世界に私は1人立っていた。


冷たく悲しい1人ぼっちな世界‥。

風の吹く、光が明るい世界を私に見せてくれませんか…?






ふっ、と目が覚めると何もない薄暗い天井が広がり、たった1つの電球が私の目を刺激する。

手足には沢山のコードがつき、横の四角い箱からは等間隔に音を発し、よく分からない記号と文字が画面に並ぶ。

私は固いベット横たわっていた。

私はゆっくりと体を起こし周りを見まわす。

右を向くとガラス越しにたくさんの人が見る、妙に慌ててる感じだ。

ベットから降りた、その際に手足についていたコードは全て取れた。

すると薄暗く何も無いなこの部屋に武器を持った人が数人入ってきた、そして私を囲み構えた。

「実験体『ナンバー3307』、いいか?

おとなしくしていろよ…‥。」

私を囲む1人が言った。


「ナ‥ンバー…33‥07?

それが‥私…?」

すると急に辺りが静まりかえった。


「『No.3307』が言葉を!!」

「馬鹿な、言語機能は消去したはずだ!!」

「しかし現にコレは!!」

ガラスの向こうでも色々な人が言い争っている。


「ねぇ…私は…」

私は数人に一歩近づいた。

「う、うわぁ!!

く、くるなぁ!!!」

私の頬を耳に響く音とともに何かがかすった。

「馬鹿者!!撃つんじゃない!!!!」

「す、すみません!!」

そして奥からまた1人、この部屋へと入ってきた。

今度は武器を持っていない。

「‥ねぇ…私は…‥何?」

その少し歳をとった人に私は訪ねた。

「君は『キマ』の国を落とすために生まれたのだ。」

おじさんは不気味な笑いをする。

この人からは何か…嫌な感じがする。


「自我を持ってしまったのですが…、どういたしましょうか‥?」

白衣の男性がこのおじさんに話す。

「使えれば問題無い、もう連れていっても構わんか?」

「あ、はい!!」

そしておじさんは私の手を強くとり部屋から出ようとしたその時だった。

私の頭にゴツンと何かがあたった、それは床を転がり煙をふきはじめた。

「さ、催眠ガス!!」

そして天井を破り人が降りてきた。

その人は横のおじさんを蹴飛ばし私を担いだ。

「ま、待て貴様!!!

キマの者だな!!」

おじさんは私を担ぐ人に怒鳴りつけるが、催眠ガスを回避しようと武器を持ったあの人達に連れ出されてしまった。


私もこの謎の人と共に天井裏についた。意外にもそこは立てるほど広かった。


謎の人は対ガス攻撃用のマスクを外し、素顔をあらわした。

その姿はおよそ16歳ほどの顔立ちで、髪は短髪、目も大きく綺麗な藍色をしていた。

「よし、君…走れる?」」

「‥え‥、あ‥ぅ…?

……ん。」

この少年の質問に何故か対処できなかった。

急に‥言葉が詰まったのだ、代わりに首を縦に振った。

「じゃぁ、ついてきて!!!」

そう言って走り出した。



少し走るといかにも壊してた感じの出口が見えた。

流れ込んでくる風が気持ちいい。


少年はそこから飛び降りた。

私は立ち止まり下を見る、そこには車が1台止まっていた。

「おいで!!

大丈夫だよ、僕が受け止めるから!!!」

少年が言った。

それから一拍おいて私の足が床から離れた。






風が吹き 日の光が私を包んだ


空は堂々と私を見下ろしていた




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