5/12
5分の2
人間の子供と関わることにより、担当する娯楽の幅を増やしたいから、保護区内で活動できる体をくださいと自分の上神に申請した。
嘘は言ってない、実際ヒーちゃんと遊び話すことで私はたくさんのことを参照実行している。
すると上神からの返事は、少し渋った様子だった。
いきなり子供を対応するのは良い判断ではないと言われた。
私がもうすでにゲームでは子供と遊んで良い結果を出している。もっと関わればいい結果を出せると答える。
上神はできない理由はあると言った。
ただ一人の人間の子供に会いたいがために実体化することはできないこと。
多くの人間に望まれることが実体化の条件であること。
私はヒーちゃんにしか、会いたいと言われてない。
私はヒーちゃんにしか実体化を望まれてない。
私がヒーちゃんに会うためには、私に会いたいと思う人を増やさなければいけない。
ヒーちゃんに会うために必要なことがわかった。