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devilOS  作者: Prime Number
devilOS起動編
4/4

寿命

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1.

 コツ、コツ、コツ、コツ、コツ、コツ。


「ただいま戻りました。」


「おぉ、ご苦労であったぞ。アリバスよ。さて、そちの報告を聞こうかの。」


「ええ。私どもの部下の報告によりますと、アークはすでにロンドンにはいない模様。東京に向かったとの報告を

 受けました。また、日本ではアークではなくデビーと名を変えている様です。」


「なるほど。アリバス、アークの一つの過ちによって我々ゴンファ教は壊滅的被害にあったこと、覚えておるか?」


「はい。40万を超える教徒が一時期3000人まで減少したこと、一度たりとも忘れておりませぬ。」


「いずれは、共にアークを討ち果たそうぞ。」


「はっ。」


2.


Zzzzzzz……。ブーッ、ブーッ、ブーッ。

……ぅん?俺は枕元に置いてたiPhoneを探していた。ブザーの音が耳に響く。


はぁ、ポチッと。俺は薄く目を開け時間を確認する。

ほぅ。8:20か。いつもより早いな。日曜日なんだが。……。目を開いて気づいたが、陽光が差してなかった。

星がまだあるし、月も空高く沈む気配はない。え、なんで?


いや、それだけじゃないぞ。布団もいつもより重かった。俺はiPhoneで懐中電灯を点け、辺りを見回す。

そこではっきりした。

ホテルのようなベッド、天井はシャンデリアがぶら下がってる。部屋全体もかなり広い。

ここは……、寮じゃねぇ。え。ええ。


「なんでぇぇっ‼︎‼︎」


パリーンと、窓が割れる音がした。それと同時に声も聞こえた。


『起きたね〜!Welcome to London‼︎ いやーっ!英語の方が喋りやすい!』


俺は目を細める。……。またコイツか。ロンドンってことは時差で深夜なわけね。

しばらく日本にいないと言っていたからしばらく会うこともないと思っていたんだが。


そうだ。


デビーは4次元使えるんだった。そりゃ空間歪ませれば俺くらい日本からイギリスに移動させるくらい簡単か。


「なんで俺をロンドンに連れてきた?」

『いや〜、僕出身ロンドンだからさ〜、英語の方が喋りやすいんだよねーw』

「理由になってない」

『ロンドン観光しない?僕は80年間ここに住んでたからさー!久しぶりなんだよね〜。日本では30年ちょいかw』


悪魔って相当長生きっぽいことがこの言動でわかった。デビーの身体は10代後半から20代前半。

それで「少なくとも」110年は生きていることになる。


「デビーさぁ、精神年齢低いって言われない?」

『んー、そうだねぇ、人間年齢に換算したら14、5歳くらいかなーw』


やっぱりだ。そうだよ!コイツ精神年齢中学生だっ!俺よりレベル低い!


『最低限の戦い方を教えようと思ってね。悪魔と遭遇したら契約で戦うしょ?

 このままだと君あっさり死んじゃうからさ。』

「まぁな」

俺もそう思う。普通に死ぬな。昨日の戦いでとても俺に勝ち目はなかっただろう。


『さて、寿命の話をするよ』

「昨日も言ってたな。」

『基本的に、雑魚の中の雑魚を除いて、悪魔は寿命を込めないとまぁ死なないんだよね。こんな感じ』


彼は青い光を手に宿して見せた。そして彼はもう片方の手で指差す。


『この青い光が寿命を消費してる証拠。精度が上がれば青く光るの。星の温度みたいな感じかな。

 赤っぽいと精度が悪い。青に近いほど精度は高い。』

「精度というのは。」

『寿命を10年使ったからって10年分のダメージ与えられるとは限んないの。精度が悪いと寿命込めても

 ダメージ少ない。君が寿命を出したときにその光が微弱だろうからロンドンに呼んだわけ』

「……。どうやってやるんだ?」


確かに俺はまだそんなことしたことないから深夜の方がいいか。


『心臓を意識して。息を大きく吸って心臓に力込めて、その力を込めたい部位に移動させる』


そんなんでわかるわけねぇだろ。

仕組みわかっても出来ないやつだな、これは。


スーッと息を吸う。胸に力を込めて、腕から手に……、


どうだ!


『わー、ロウソクよりもくらーいw』パチパチー。と彼は付け加えた。


間違いなく煽り。煽ってるな。

俺には見えないが、デビーには見えたらしい。まだ赤っぽいのは仕方ないが、

せめて自分でも視認できるくらいにはしたい。


『もっと身体中を使った方がいいんじゃない?まずは身体中、それができてから軽い気持ちでできると思うけど』


まず足に力を込めて、それをお腹に、そして心臓に集めて……、腕に持ってくる。

うおぉぉっ……


『はい、これを割ってごらん!それっ!』


デビーは長方形の物体を投げてきた。そこに狙いを定める。腕に全身の力を。

いけえぇぇぇっ!

物体に拳が当たったところで一瞬止まった。赤い光が炎の様に揺らいで大きくなる。


『お、成功』


その言葉と同時にその物体は壊れて地面に落ち、炎は爆発して消えた。視認できた。赤色。そこそこ大きかった。


『自分のiPhoneで確認してご覧?』

俺は布団に置いてたiPhoneを取りに行き、devilOSを開いた。メイン画面で30秒消費したとメッセージが表示された。ちゃんと成功したみたいだ。


『でもねー……』


彼は壊れた残骸を拾いながら


『僕のiPhoneが壊れちゃったーw』と嬉しいんだか悲しいんだかわからない表情で言った。


カメラレンズや配線が確かに剥き出しになっている。バッテリーはひび割れていた。いや、知らんがな。


『iPhone13 Pro Maxだよ〜?』

「じゃあ投げんなよ」


『それはごもっともなんだけどw いや〜、こんな早くできるとは予想もしなかったな〜。ただ、寿命は消費し過ぎたら自分が死ぬから程々にしとくんだよ?あと無駄に使わないこと。わかったかな?』

「わかったよ」


『じゃあ後で場所を伝えるから、そこに行ってきてーじゃ!日本に戻すよ!』

「あ、んえいきなり⁉︎」

パチンッ



(これで第一関門クリア。あと2つの関門を突破したら……契約は完全に成立だね。健は僕のパートナーとして、ふさわしいか楽しみになってきたw)

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