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第1話潜入開始

 1

 

 午前9時30分、福岡県警鷹凪署の近くに、俺たちはいた、張り込み、いや単なる監視だ、俺は今日ここに潜入しないといけない、見つかれば、捕まるのは当然だ、ボブの提案は、『FBI』として入ればいいのではというが、そんなことできるもんなら、やってみろと言いたくなる。

 

 都次

「隙騨は、清掃係に紛れ込ませておくから,大丈夫だ、ボブは、SPとして入ってもらう、くれぐれも、ばれないように盗聴器をいろいろなところに仕掛けてくれ、俺たちは、そこの公園から無線で連絡を取り合うことにしよう、質問は?」

 

 隙騨

「もしばれた時はどうするんだ」

 

 都次

「オーナーが何とかすると言っている、あと特別保安2課が俺たちの味方だ、その人たちも、俺たちと同じ捜査をしているから協力してもらいたいなら泥船沈むとかいう、刑事にお前のカードを見せれば協力し得くれるだろう」

 

 泥船沈む、ずいぶん前に、新聞・週刊誌などに大きく掲載していた、だが、警察の力を借りるよりか俺自身で捜査をしたほうがましだ。

 

 ボブ

「ボクハ、イツノリコメバイイイデショウカ?」

 

 まともな質問をしている、ボブは年に、1回か2回しか見ない、こいつは頭のねじが一つ欠けている状態と例えるのが適切だろう。

 

 都次

「おまえは、しばらくここで待機、SPとして、警察署内をうろつくわけにもいかないから、しばらくここにいろ、恵子くんが警察署内にハッキングを仕掛けているから、隙騨もここでしばらく待機していろ」

 

 隣で恵子ちゃんがノートパソコンのキーボードをすごい勢いで打っている、パソコン画面には、ワードが消えたり出てきたりが何回も繰り返されている。

 

 恵子

「大典さんハッキングに成功しました、監視カメラ7機とICロックのパスワードも手に入れました」

 

 恵子ちゃんのハッキング能力は凄腕、この都次よりか役に立つ、小さい眼鏡をかけて髪の毛も程よい長さ、そして、何とも言えない上品さを兼ねそろえている、実際、都次の前は、俺とペアを組んでいたこともあった、男と女の関係まではいかなかったが同じ部屋で一緒に過ごしたことはある。

 

 都次

「隙騨、もしものためにこれを持っていくといいだろう」

 

 都次から、コンパクトなカバンを渡された。

 

 隙騨

「なんだよこれ」

 

 まさかと思いつつ、俺は都次に問いかけた。

 

 都次

「昨日、事務局長室から拝借した、コンパクト麻酔銃とコンパクト警防にコンパクトスタンガン、すべてその小さいカバンに入っている、桜田みたいに撃たれては、困るからな・・・・恵子くんが・・・・それをバケツの中に忍ばせておけ」

 

 あいつは、何とも言えない、渡したくないオーラを俺に浴びせてくる、いつもあいつがこんな武装をしているから、最下位の俺たちに渡したくない気持ちは分からなくもないがそんな目線を俺に浴びせるしつようはないはずだ。

 

 ボブ

「ダレカ、キマスヨ、コッチニ」

 

 確かに10メートルくらい離れた、所にこちらに、近づいているようにも見える、眼鏡をかけて青いカッターシャツに黒いネクタイ、間違いない、やつだ、やつが来たんだ、青い彗星・・・・・。

 

 浦繼

「やー君たち、おはよう浦繼太郎が助っ人としてきてやったぞ」

 

 あほが来た、浦繼 太郎、ニコニコ探偵事務局の中で2番目にすごい探偵、だが、数多くの恐怖症保持者でほとんどの事件は・・・・パソコンから内容を見て事件を解決してきた。


隙騨

「お前・・・・大丈夫なのか?日光恐怖症は」


浦繼

「大丈夫、俺はずいぶん前に恐怖症は半分無くなった、日光恐怖症も含む」



こいつは、オーナーと出会わなかったら引きこもりのまま人生を終えるはずであったがオーナーとの出会いで人生を大きく変えた。

 

都次

「なんのようだ、お前の出る幕ではないといわれなかったのか?」


浦繼

「情報を提供してやろうと思ってな・・・・・・このディスクに入れてある、使ってくれ」


都次は、いやいやディスクを受け取り、後ろの席にいる、恵子ちゃんに渡した、ノートパソコンにディスクを入れると、1・2・3映画が始まるみたいに、数字が流れている。


恵子

「あれっ・・・・気のせいかな?」


都次

「どうしたんだ」


恵子ちゃんは何もないといいパソコンの画面をのぞいた、出てきたの何かの週間予定表、上の欄に小さく(麻薬取締官)と書かれている、まさか、これって・・・・・・


浦繼

「隙騨君は、きずいたようだな、これは、福岡県警本部、麻薬取締課の週間予定表だ、昨日の夜、徹夜してまで調べた予定表だ、使いたければ使えばいい、では僕はこれで」


浦繼は、そう言った後帰って行った。


都次

「隙騨、そろそろ行け、それなりの報告を期待しているから・・・」


恵子

「頑張ってくださいね」


恵子ちゃんの笑顔だけで俺は十分だ、都次のいやいや言う、言葉より、何十倍もいい。


ボブ

「イマダサン、シッパイシタラ・・・・・コレデスヨ」


ボブが右腕を伸ばして首もとに持ってきて、ポーズをとる、クビになるとでも言いたいのか、しかもまた名前間違っているし・・・・・みんなの声援受けながら車から降りて、トランクの中に入れていたモップとバケツを持って、そして今さっきもらった、コンパクトグッズをバケツの中に入れて、俺は福岡県警鷹凪署に入って行った・・・・・・



続く


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