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第1話 勝手に勇者召喚するな!

 オンラインゲーム中に寝落ちしてしまった。


 ……しまった!


 はっと目覚めて顔を起こすと、目の前に二人の女の子がしゃがみこみ、俺を心配そうに覗き込んでいる。


 ……このゲームに、こんなキャラいたか? 


 一人は鮮やかなピンク髪に紅い瞳の、見るからに上流の金持ちお嬢様タイプ。

 もう一人は黒短髪に切れ長の吊り目で、頭の上に猫耳をつけている。


 ……なんだこいつら? 


 俺はゆっくり身体を起こした。

 頭がぼうっとしているが、なにか冷たい石の床にうつ伏せになっていたような気がする。


 ん? 机じゃなくて、床にうつ伏せ?


「よだれをたらしている」

 ピンク髪の娘が紅い眼を細めた。

「だらしないわね。これが勇者なの?」


「姫」

 黒髪のネコ耳娘が言った。

「こいつ、姫の胸をガン見してますよ」


 確かにピンクは前屈みになっていたので襟元から豊かに盛り上がった胸の谷間が見えていた。

 そう。見たんじゃなくて、見えていたんだ!


 しかし。

 ピンク髪の娘は顔色を変え、さっと胸元を手で押さえた。


「い、いやらしいっ! このエロ勇者っ!」


 俺はムッとした。

 いきなり罵倒かよ。ていうかエロ勇者ってなんだよ?

 いきなりな上にわけわからないよ!


 俺は起き上がって床にあぐらをかき、目の前の二人に叫んだ。


「なんなんだおまえら!」


「きゃっ!」

 俺の大声に驚き、二人は飛び上がって数歩後ずさった。

 お互いをかばうように抱き合い、一転してさげすむような目で俺を見下ろす。


「姫、どうも失敗のようです」黒髪のネコ耳娘。


「そうみたいね。こんな無礼者を召喚した覚えはないわ」ピンクのお嬢様。


 なにが無礼者だ。失礼だろ!

 ていうか、ここはどこだ? 一瞬ゲームのムービーかと思ったがリアルすぎ。

 ……まさか、現実なのかこれ? 


「やっぱり召喚魔法陣をとことん値切ったせいかしら? ボロボロの中古品だったもんね、えへへ」とピンクお嬢さま。笑うとこかそこ。


「姫、値切るのは当然です。それより不良品をつかまされたのでは? クレームですクレーム!」なにか強気な黒髪ネコ娘。


「う~ん、そうかなぁ?」

 そう言いながらも、ピンクは声を上げた。


「ファンファン! どこ? 出てきて!」


 返事はない。


「姫、わたしが探してきます」


 黒ネコ娘の言葉に、ピンクお嬢様はうなずいた。


「頼んだわ、ラッシュ」


 ラッシュと呼ばれたネコ耳は、奥の扉を開けて出ていった。


 俺は周囲を見まわした。

 床も壁も、天井まで石づくりの狭い部屋だ。

 映画で見た中世の地下室を連想した。日本にもこんな場所があるのか。

 

 いや。

 いやいやいや。

 ここはなんかおかしい。

 どう考えても現実とは思えない。


 俺は頭にかけているVRヘッドセットを外そうとした。

 ……なにも、ない。


 えええ?


 俺は目の前に立っている女の子を見上げた。


 腕組みして冷たい目で見下ろしているピンク髪のお嬢様。

 紅い眼はカラコンだろう。髪はウィッグだな。

 ただ着ている服は俺にもわかる高級品だ。豪華な刺繍が施されたチュニックのような赤い上着、襟周りにフリルの付いた白い絹のブラウス。宝飾品のような装飾ベルトで細い腰をギュッとしぼり、薄い布地を重ねたピンクのミニスカートからはきれいな長い足がすっと伸びている。金色の飾り金具のついた紫のショートブーツまで視線を降ろし、もう一度視線を小さな顔まで上げた。


「うっ! な、なんていやらしい視線! その邪悪な眼であたしを見ないで!」


 ピンクは顔をこわばらせ、後ずさった。

 ベルトから短い黄金の金属棒を引き抜き、先端を俺に向ける。


「ちょっとでも動いたら《《雷撃》》をくらわすわよ!」


「はぁぁあああ〜?」


 俺は思わず語尾上げで叫んだ。

 なんのコスプレか知らないがこのレイヤー、すごい可愛い。

 だがこいつ……頭おかしいぞ!


「……おまえなぁ」


 俺は石の床からゆっくりと立ちあがった。


「さっきからなに言ってんだよ? いったいここはどこだなんで俺をこんなところに連れてきた早くここから出せでないと警察を呼ぶぞ!」


「ひいっ!」


 俺の迫力におびえたのか、ピンクは顔をひきつらせて金属棒を突き出した。


「来ないでーっ!」


 ドン! 

 いきなり眼の前ですさまじい音と光が炸裂した。

 バリバリバリ!

 棒の先端から轟音とともに稲妻が光り、狭い石の部屋の中を走り回った。


「ぎゃーっ!」


 俺は飛び上がり必死に身をよじって雷撃をかわした。

 触れたら死ぬ。絶対死ぬ。


 雷光は消え、石の壁に残響がこだまする。


 俺はバクバクして飛び出しそうになる心臓を押さえ、ピンクのお嬢様を睨みつけた。ピンクは奥の壁にへばりつき、目を見開いてゼイゼイ喘いでいる。


「なにするのよ!」


「お前がやったんだろ!」


 俺はカッとなり、おもわず怒鳴っていた。


「なんのトリックか知らないがほんとに電気流しやがった! 感電したらどーすんだ! この馬鹿女―ッ!」


「きゃぁーっ!」

 ピンクは頭をかかえ、腰が抜けたように床にへたり込んだ。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」


「え?」

 俺はポカンとした。こいつ気が強いのか弱いのかわからねぇ。

「いやあの、すまん。怒鳴って悪かった。俺はただ」


 ピンクの横の扉が開き、黒髪ネコ娘のラッシュが戻ってきた。


「姫、ファンファンは逃げたようで……」


 ラッシュは床にうずくまっているピンクを見て、俺を見た。

 もう一度ピンクを見て、また俺を見た。

 ネコ娘の髪の毛が逆立った。

 文字通り、ざわざわと音を立てて。


「おまえ! アヴィになにをしたッ!」


 あ、アヴィっていうのかこのピンク。


「殺す!」

 ラッシュは腰の後ろから拳銃を引き抜き、俺に銃口を向けた。


「ばか! よせ!」

 俺は一瞬で間合いを詰め、ネコ耳娘の手から拳銃をもぎ取った。


「はにゃ?」

 ラッシュは自分の手を見てきょとんとしている。


「エアガンでも銃を人に向けるな! そんなことも知らないのか!」

 俺は完全に怒った。声を震わせ怒鳴つける。

「おまえらいいかげんにしろ―ッ!」


「きゃーっ!」

 黒猫娘はうずくまっているピンクにしがみつき、二人は並んで床に平伏した。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」


「はぁはぁはぁ!」

 俺は肩を上下させ、なんとか呼吸を鎮めようとした。

 ピンクと黒の馬鹿娘は抱き合って震えている。


 俺は二人の前にドカッと腰を落とした。


「ひいッ!」


「そんなに怖がるなよ。……悪かった!」


「え?」


 アヴィとラッシュがきょとんとする。

 俺は妙に重いエアガンを床においた。


「悪かったよ怒鳴って。でもお前らが悪いんだからな」


「だって」

 アヴィが鼻をすすり上げた。

「大声出すし、怖かったんだもん」


「はぁ」


 俺は溜息をついた。

 女の子にきつく当たってしまうのは俺の悪い癖だ。でも仕方ないんだ。

 何しろ乱暴者の双子の妹を相手に、日々戦っていたのだから。


「それよりここはどこなんだ? なんでそんなコスプレしてんだ?」


「コスプレ?」


 ラッシュは眼をぱちぱちさせた。

 ネコ娘はスレンダーな体にピッタリとした黒Tシャツにスパッツ、黒のタクティカルベストにアーミーブーツと黒ずくめの服装だ。こちらのほうの胸は……言わないでおこう。


「この猫耳だよ」

 俺は手を伸ばして猫耳をつまんだ。


「ひうッ!」


「それにこの尻尾も」

 俺は手を伸ばして黒ネコの尻尾を握った。


「はひゃうッ!」


 俺は耳と尻尾をぐりぐりといじった。

「え? なんかあったかいぞ?」


「い、いやぁ……!」


 ラッシュは急に色っぽい声を上げると、俺の腕の中に倒れ込んできた。


「いきなり、そんなことを……!」


 吐息をつきながら俺を見上げる。頬が赤らんで、眼が潤んでいる。

 あれ?


「恐るべし、エロ勇者……!」

 アヴィが畏怖に満ちた眼差しを俺に向けた。

「猫族の性感帯をいとも簡単に押さえてしまうとはッ!」


「性感……ええッ!?」


 俺はあわててラッシュの肩に手をかけ、押し戻した。


「あああの、そういうつもりじゃ」


「ああ、エロ勇者様」

 ラッシュは、はぁはぁと喘ぎ、俺の手を握った。

「したいの? せっかちなのね?」


「いやしないから!」


 ずざざざと俺は座ったまま後ずさり、石の床に正座した。


「と、とにかく! 何か大きな誤解がある! 俺はそれを説明したい!」


 ピンクと黒は顔を見合わせると「は〜い」と仲良く返事をした。

 それから俺と同じように膝を揃えて正座する。


 素直でいいじゃないか。


 ……絶対、頭おかしいけど!




 で。

 俺は二人の話を聞き終え、腕組みして言った。


「なるほど。つまり俺はお前たち二人に、勇者としてこの世界に召喚されたわけだ」


 並んで正座し、うんうんとうなずくピンクと黒。


「でもなんでだ? 俺が選ばれた理由が、ぜんっぜんわからない」


「理由はあるわ」

 アヴィはそう言いながらも首を傾げ、ちょっと考える。

「召喚魔法陣はその名の通り、指定した者を異世界から探し出し召喚するものなの。だからお前は勇者に違いない」


「姫」

 黒ネコ娘のラッシュがアヴィの袖をひっぱる。

「だから、あの魔法陣は中古のボロボロで」


「……あ」


「あ、じゃねぇよ」

 俺は頭を抱えた。

「絶対にエラーだ。人選ミスだ。俺はゲームはやるが異世界で勇者になりたいとかそんな願望全然ないから。ていうか今日バイト入ってんのにどうすんだよ」


 アヴィは大きな眼で俺をまじまじと見つめた。

「バイトって、なに?」


「……」

 俺は腕時計をみてガバッと立ちあがった。

「あっ時間だもう行かなくちゃ。いやー新しい店長が厳しくってさ―」


 俺は奥の扉に向かって歩き出した。


 一応ピンクと黒の話にあわせてみたが、ここが異世界とかマジであぶない娘たちだ。

 とにかくこの頭のおかしいレイヤー二人を刺激せずに、ここから逃げ出そう。


「待て……」

 背後からラッシュがぼそっと言う。

「……逃げるな」


 急に部屋の空気がキーンとなった。

 俺はドアノブをつかんだまま立ちすくんだ。

 あれ? なんか背中がぞくぞくするんですけど。


「お前が勇者でなくとも、かまわない」

 後ろでラッシュが立ち上がる気配がする。

「だがお前は、この世界で戦うのだ」


 黒ネコさん声がマジ。ちょっと怖い〜。


「命をかけて……姫のために!」


 なに言ってんだこいつ。


「なんかよくわかんないけど……」

 俺はふうっと大きく息を吸った。

「いいかげんにしろ!」


 ドアを引き開け、外に飛び出る。

 石造りの通路の先に、階段が見えた。

 全力でダッシュ!


「待って! お願い!」

 後ろでアヴィが叫んでいる。

「エロ勇者!」


「俺は勇者じゃない、勇士ゆーじだっ!」


 いらんこと言いながら階段を駆け上がる。


 木の扉を開け、次の部屋に飛び込む。

 天井の高い大きな部屋だ。木造のアンティークな内装で、なにか古い博物館の中のようなところだった。左右の壁は本棚で、革背表紙の古書がぎっしり並んでいる。寄木の床には古い木製の陳列ケースや、見たこともない奇妙な道具がいっぱい置いてある。


「なんだここは……?」

 俺は薄暗い室内を見まわした。

「古道具屋か?」


 奥に扉がみえる。ガラス窓からは明るい光が差し込んでいる。

 あそこが出口だ!


 走り出した俺の頭上を黒い影が飛び越した。


「え?」


 数歩先に黒ネコ娘のラッシュが立っている。

 スレンダーな体にピッタリとしたTシャツにスパッツ。

 黒ずくめの立ち姿がゆらりと傾くと、唸りを上げて拳が顔面を襲った。


「うわっ!」

 俺はとっさにスウェイして拳をかわす。

「おい! 危ないだろ!」


「言ったはずだ」

 逆光になったラッシュの顔の中で、眼が金色に光った。

「逃げるなと!」


 拳のラッシュが襲ってきた。

 左ジャブ。

「な」

 左ジャブ。

「に」

 ジャブからのワン・ツー。

「す」

 左のフック。

「ん」

 そのまま右の裏拳。

「だ」


 全部かわして距離を取る。


「なぜ、かわせる?」

 半身に構えたラッシュは、息も乱れていない。

「……お前、何者だ?」


「えーと、俺には双子の妹がおりまして」

 ラッシュ、鋭い踏み込みから、かかと落とし。


「これがなぜか格闘技マニアに育ち、今では空手と拳法の黒帯で」

 さらに後ろ回し蹴りから回転して足払い。


「元気いっぱいの双子から主に不意打ちをくらい続けてきた兄としては」

 すぐさま高くジャンプして旋風脚。


「攻撃をかわす能力が発達せざるをえなかったというわけで」

 ラッシュ、着地と同時の中・上段蹴り。

 全部かわして、俺は間合いを取る。


「言わなかったっけ?」


「ありもしない嘘を!」

 ラッシュの全身からビリビリとした殺気がほとばしった。

「わたしを愚弄するか、人間ッ!」


「もうかんべんしてくれよ」


「許さん!」


 矢でも飛んできたかと思った。

 凄まじいスピードの指突が顔に来た。

 体を入れ替えてかわし、すれ違いざま後ろ手に尻尾をにぎる。


「ひゃう!」


 黒ネコ娘が変な声を出して硬直する。


「わるい、ラッシュ」

 にぎった尻尾をぐーりぐり。


「い、いやぁぁぁ!」


「ほーれ! ほーれ!」


 尻尾を両手でつかんでしゃかしゃかと素早くこする。


「ほれほれほれ!」


「いやあああ……あ……!」


 ぐったりとくずおれるラッシュ。細い体がピクピク震える。

 どうしてそうなったのかは、俺は知らない。


 俺は奥の扉、つまり出口に顔を向けた。

 とにかく、ここから逃げなくては!


「さすがはエロ勇者!」


 涼やかな声がして、ピンク髪の美少女が扉の前に立ちふさがった。


「あたしとしたことがおまえを少し見くびっていたようね。エロいだけでなく、とんでもない変態だったとはッ!」


「だだだ」

 俺は怒りに唇を震わせた。

「誰が変態だーっ!」


「おまえだ! 変態! ド変態!」


「ふざけんな! 取り消せ今すぐ!」


「おーおおーおまえは変態〜 エロエロエロ勇者〜」


「なんのチャントだ!」


「もうヒドすぎて聞いてらんないわ」

 どこからか、深く響くいい声が聞こえた。

「お姫様、やめなさい。権威も品も、地に落ちるわよ」


「ファンファン!」

 アヴィが室内を見回して叫ぶ。

「あなた、出てきなさい!」


「はぁ〜い」


 気怠げな返事とともに木の床に光の輪がポワッと浮かび上がり、そこから背の高い男が浮かび上がってきた。

 おかしなデザインの長いマントに、おかしなデザインの大きな帽子をかぶっている。

 しかも顔は白塗りメイク。どうみても変人キャラ(スプーキー)だ。


「そうか、わかった!」

 俺はポンと手を打った。

「ああ劇団ね。劇団の人たちでしょ? なんだそうだったのかー」


 俺はつかつかとアヴィに歩み寄ると、その手を取った。


「あなた新人女優さんね。がんばってね。人気出るといいね―」


「はい?」ぽかんとするピンク。


「それじゃ!」


 俺は古風で大きな木のドアを思い切り押し開けた。

 これで逃げられる!


 喧騒がワッと押し寄せた。

 俺の目の前には中世ヨーロッパの市場と中東やインドのバザールが混ざり合ったような光景が広がっていた。ターフをかけた様々な露店がひしめき合って立ち並び、エスニックな服装の人々がたくさん行き交っている。広場を取り囲む建物も石造りの古風なものだ。

 どう見ても、日本じゃない!


 木の扉をバタンと閉め、アヴィを振り返る。


「なにこれ? 映画のセット?」


 ピンク髪のお嬢様は無言で俺を見つめている。


「どこなんだ……?」

 俺は裏返った声で叫んだ。

「どこなんだよ、ここはーッ!?」

 

 アヴィが腕を組み、困った顔でふうっと溜息をついた。

 ファンファンと呼ばれた背の高いおかしな男がその隣に立つ。


「姫様、あの召喚魔法陣はね」

 ファンファンはアヴィを見下ろし、いい声で言った。

「昔、伝説の勇者を召喚した、とても由緒あるものなのよ」


「ほ、ほんとに?!」

 アヴィは眼を輝かせた。

 あ、これは騙されるタイプだわ。


「そう。あの最強の勇者、リュウ・シドウを!」


「え?」

 俺は息を呑んだ。なにその名前?


「だから」

 ファンファンは俺にピタリと視線を当てた。

「今度も間違いは、ない」


 なんか言い切ってるー!


「は、はい!」

 アヴィはきらきら輝く眼で俺を見つめた。

「かなりイメージと違うけど、やっぱりこいつは勇者なのですね!」


 それでもこいつ呼ばわりかよ!

 不信感根強いよ!


「ようこそ、異世界からの勇者様」

 ファンファンは芝居がかった仕草で俺にお辞儀をし、眼を細めてニヤリと笑った。

「偉大なる魔法の王国、グラン・グランへ!」

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