第3話 見張り塔の戦闘
ゴブリンシスター率いる一団に占領された開拓村。
その村を開放する為、襲撃をかけた先任部隊も捕縛された。
だが、まだ新兵達が残っている!
村を開放し、同志を救うためのスニーキングミッションが始まる!
GM:すでに村は占拠されていた……この村を開放する為、新人君頑張る!
GM:と言う訳で、森の入り口で、門番を突破する手段を考察してるところから再開しましょう。
ラピス:(あそこのコボルド、撃ち落とせないかなぁ)
GM:あ、シューターは20mの射程があれば届きますよ?
ラピス:武器の射程は20mで届きますねぇ ただし、一撃で葬れるかはダイス次第。
GM:うん、そこで狙撃とかあればヤバかったな。
リフィア:バニッシュワンチャンあるかなーとか思ってたり。
GM:恐慌して遠吠えを始めました(ニヤリ
ラピス:スパーク込みならほぼ確実に倒せるとは思う。
クラリカ:恐怖でにげちゃうとこわいです。効きすぎて。
GM:注:降りるのに1Rの主動作。
クラリカ:あっ(察し
ラピス:弓も当たること前提だけど、弓6ダメージ+αで、スパーク抵抗されたとしても3+α。ギリギリ倒せる?
カトリ:魔法はとどかないっけ?
GM:距離20m以上あるなら届くよ。
カトリ:魔法+射撃で頑張ってもらおう。
クラリカ:このままここから狙撃するか、猫化カトリさんがそっと近づいて屠るとかー
カトリ:近づくのはいいけど、装備が剥げちゃうんだよね。
クラリカ:では、ここから攻撃がよいですかね?
GMはここで銃撃やスパークによる物音で、警戒レベルを上げる仕掛けをしています。
具体的には『騒音』と判断される行動3度に付き、隠密判定にペナルティを-1与える想定でした。
更に戦闘ラウンド3R以上でもペナが発生します。
もちろんここでPLには告げてませんが、この後の隠密行動の必要性から、騒音の危険性は察している模様ですね。
カトリ:ちなみに、人型のままだと柵は越えられない?
GM:まず、森がここから切れてますので、見つかる可能性が高いですね。
GM:見張台が一段高い位置に設置されてますので、わりと村全体の柵の周囲が見渡せる状況かと。
カトリ:見つかるかぁ。
ラピス:3~4mの高さだったような。
カトリ:3mとか冒険者飛べちゃう(ルール的には
GM:ゆん(15Lvグララン)とか10m単位で垂直飛びできそうですしね……
ゆんとは、『滅びのサーペント』に登場する15レベルのグラスランナーで、敏捷度67を誇る超人です。
高飛び判定は冒険者レベル+敏捷度ボーナスで基準値を出し、目標値0で1mを飛べます。
つまり2d6で7を出せば、冒険者なら1m70cmは余裕で跳躍できてしまいます。
ただし10cmごとに目標値が+1されるので、10mは言いすぎですね。
彼女の場合、2d6で7を出したと仮定すれば、33。つまり1m+330cmの4m30cmは助走無しで飛べてしまうと言うことに……重力、仕事しろ。
リフィア:ラクシア人はバケモノか……
GM:ちなみにヤツは100m5秒で走る。
移動力は1ラウンド(10秒間)に敏捷度m移動できます。全力移動の場合はその3倍。
彼女の例だと、装備状態で10秒間に201m走ってしまうのです。
カトリ:ともかく、通常移動で投てきってできたんだっけ?
GM:フェンサー&ファイター&シューターで出来ますね。
ステラ:そうか、戦闘に入る前に石を手に持っておけば……
カトリ:了解。魔法、射撃で仕留めきらなければこっちも投石するよ。
GM:森の中なので、石は言って置けば、いくらでも入手できるとします。
ステラ:よしカトリ、石を片手に持つぞ。
カトリ:石拾いますねー。
ラピス:ラピスも今後のために拾おう。
シューターの投石は洒落にならないので勘弁してもらいたい……と、この時心から思ったGMです。
ステラ:カトリは両手に持ってもいいのか。
GM:両手利きあるなら可能ですね。
カトリ:主動作潰すのは申しわけないので2個だけもっときます。
クラリカ:今のうちの支援魔法も可?
GM:んー、20mか……小声でならバレないかな? 発光とかしないルールだったよね?
ステラ:GMが決めていいと思う。
GM:では、前支援は可能という事で。
呪文に必要なのは『発声』、『動作』、『触媒』の3つです。
ナイトメアなら種族特性の『異貌』で『発声』と『動作』は省略できますが、クラリカはまだ正体を隠しています。
魂の穢れを嫌うライフォスの神官と一緒にいますから。
カトリ:バニッシュ有用じゃないかな? もしかしたら前に対応遅れる可能性はあるから。
クラリカ:プロテ、カンタマ、ファナティ あとはエンチャントウェポンぐらいかな?
ステラ:まだ親玉が残っているから、選択は慎重になー。
GM:ニヤリ。
カトリ:草使う暇も与えないつもり!?
GM:それはPCの動き次第かな?
実際この先のPCの行動はGMは考えてきてません。
時間経過で発生する蛮族側の動きだけを、想定してきています。
カトリ:Fプロだけでいいかな? こいつらなら。
クラリカ:スパーク消費重いですしね。
GM:バチィ! はないのか……ち、警戒レベル上がらないなぁ。
カトリ:MGSか!
まさにその通りです。
ラピス:ダンボーゥ
GM:ダンボール:隠密判定に+4の修正がある装備、と言うのは考えた事がある。
カトリ:ほしい。
強すぎるので出しませんけどね。
クラリカ:1R、石拾い、Fプロ。2R、弓、スパーク、場合によっては投石ですかねぇ?
カトリ:それでいいと思う~。
ステラ:ではアタシは槍を荷物にしまって右手に石を拾う。
GM:行動は決まったかな? では、先制判定行きますか……まもちきしてたっけ?
前話終了の時点で日を変えてプレイしていたので、GMは達成値を忘れています。
悪い例なので真似しないように。
リフィア:ゴブは弱点まで抜いてシューターは名前だけだったかな。
GM:了解、では先制行きますか、こっちは11ですね。
この先制判定はラピスの目が走った事と、カトリが安定して成功。ただし同値である。
GM:なぜか一般人に抜かれる始末。
カトリ:同値でよかった。
ラピス:え、補助とか石拾いは完了扱い?
GM:うん、さっき拾ったっていったしね。あ、Fプロの判定はいるか。
リフィア:では、PC5人に掛かるようにFプロ撃ちますね~。
この行使判定も問題なく成功。
GM:Fプロはかかりました。ノーミン以外。
リフィア:女の子の着替えを覗こうとする人にはライフォス様の加護はあげません!
ラピス:しょうがないんや、しょうがないんや……
GM:では、ラウンド処理に入りましょう。
ラピス:ラピス、コボシュー撃ちます!
GM:ノーミン「う、撃つぞ……本当に撃つぞ!」(ガクガク
ラピス:「すっこんでてください」
ステラ:「その7.7mm機銃しまえよ」
GM:ノーミン「あぃ」
リフィア:(ライフォス様、私はこの人を助けても良かったのでしょうか?
GM:こいやぁ! 回避は0だから……7だ!
ラピス:(2D6+6) → 4[3,1]+6 → 10 ほぼピンゾロチェックの命中判定
ラピス: KeyNo.27c[10]+6 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗 威力ー
GM:ひゃっはー!
ステラ:おいィ!?
リフィア:あっ
ラピス:/(^o^)\
クラリカ:わーおw
カトリ:ぬあ!
リフィア:「ら、ラピス……?」
ラピス:手番終了orz
警戒レベルを上げないためには、一気に殲滅する必要があるため、主砲たるラピスの攻撃がミスったのはとても痛いです。
GM的にはとても嬉しいですw
GM:シューター「見える……私にも敵が見える!」
ステラ:1Rキルは難しくなったな。
カトリ:スパークが回れば!
クラリカ:プレッシャーが……では、2番。シュータへスパーク!
GM:精神抵抗はなぜか11あるぜ!
クラリカ@梅:(2D6+3+2) → 5[2,3]+3+2 → 10 多いじゃないかっ!
クラリカ@梅:KeyNo.0+5 → 2D:[1,2]=3 → 0+5 → 5 ダメージ
ここから『安定のクラリカさん』伝説が始まりました。
クラリカ:2点?
ラピス:3点
カトリ:このシューター……持ってる……!
GM:のこりHP9だね。
ラピス:前衛方、頼みましたぞ(震え声
クラリカ:「ラピスさん……あとで反省会しようか」
ラピス:「そうですね……」
ステラ:次はカトリ頼む!
カトリ:投石ってクリ値減少ききましたっけ?
GM:効くよ~、基本何の武器でも減ります。
カトリ:すげー。
投擲が可能になったのは改訂版からで、それまでフェンサーの投擲について記述はありません。
なので、投擲でも減ると言うのは、『減らない』とは書いてないのを基準に判断しました。
カトリ:通常移動で12mくらい? 前進。両手ききで投石。目標シューター!
GM:ゴブ「ゴ、ゴブ……敵ゴブ!?」
カトリ:(2D6+3) → 6[3,3]+3 → 9 命中右
カトリ:(2D6+3) → 7[6,1]+3 → 10 命中左
GM:両方命中~。
カトリ:ダメージ!
GM:1ゾロ! 1ゾロ!
カトリ:KeyNo.6c[11]+3 → 2D:[6,5 4,5]=11,9 → 5,4+3 → 1回転 → 12 右ダメ
GM:ま、まわった……だと……!?
ラピス:キャーカトリサーン!
1ゾロどころかクリティカルである。
生死判定は成功しましたが、見事にリカバリーされました。
GM:生きてるけど気絶。オウフ。
ラピス:追撃。
カトリ:KeyNo.6c[11]+3 → 2D:[2,4]=6 → 2+3 → 5 左
GM:(2D6+2-8) → 5[4,1]+2-8 → -1 生死判定。
GM:チンダ……
クラリカ:無慈悲な追撃。
カトリ:先に降ったからね!
トドメまでしっかりと討たれてしまいました。なんてこったい。
カトリ:「どっかーん!」
クラリカ:「ぽかーん……」
リフィア:「凄い! 良くやったわカトリ!」(←蛮族に対しては無慈悲
ラピス:「すごい!」
カトリ:「今気がついたんだけど……ショートソードより強いの!」
GM:ショートソードェ……
カトリ:まあクリ値は8なんだけどね。
ステラ:回らないショートソードはただの豚だ。
ステラ:「リフィア、バニシュ打つのか?」
リフィア:「えっ? ああ、そうね。相手は蛮族だもの、私も負けてられないわ!」って事でゴブに向けてバニッシュ撃つよ!
GM:精神抵抗は10デース。
ステラ:こいつらコボルドよりメンタル弱いぞ。
リフィア:(2D6+5) → 6[4,2]+5 → 11 バニッシュ行使判定
リフィア:(2D6) → 8[5,3] → 8 ゴブ1
リフィア:(2D6) → 5[1,4] → 5 ゴブ2
GM:あっ抜けた。どっちも行為判定ー1だね。
バニッシュは蛮族やアンデッドに対し、デメリットを与える魔法です。
精神抵抗を突破すれば、ランダムで行為判定-1や逃亡、バーサークなどの効果を与えます。
抵抗されれば効果が無いので、敵の抵抗値が低い序盤では非常に強力な魔法です。ええ、強力なんです……
リフィア:「ま、こんなところかしら。 ステラ、お願いね」
ステラ:「瞬殺は無理だったがしゃーねぇ! いくぜー!」
ステラ:移動力めいっぱい20m前進、石を投げ捨てて槍を取り出して装備!そしてキャッツアイ!
GM:ゴブ「く、来る……冒険者が! うわぁ!」
GM:回避は3なので10です。
この攻撃はバニッシュやキャッツアイの効果もあってギリギリ命中。
ゴブリンの片方に10点のダメージを与え、残りHPは6。
これでPCの手番は終了しました。
GM:うーん、美味しそうなおにゃのこが駆け寄ってきたなら、食べちゃうかなぁ。ゴブだし?
GM:よし、こっちの行動はステラに「嫁ー!」と言って攻撃1+2の2回
ステラ:何言ってるかわかんねぇよ!
GM:ゴブ「繁殖はゴブの宿命だゴブ!」
カトリ:勝手に増えるくせに。
GM:命中力は10-1のの9で回避2回どうぞ。
この攻撃はあっさり回避。バニッシュが非常に効いてます。
GM:あぁん……
ラピス:いちにさーんでも回避可能。
GM:ウ=ス異本的展開が……
ステラ:それはエルフの役目だぜ(チッチッチッ
GM:では2Rめ、そっちでーす。
ステラ:じゃあ続けてまたゴブ1を攻撃するぜー
このステラの攻撃で、あえなくゴブリン1が気絶。
更にカトリが参戦するも、ショートソードの攻撃は両方ハズレ。
カトリ:「石持ったせいで手がすべるくまー」
GM:ゴブ2「新嫁キター!」
この後、ラピスの射撃が命中するも、トドメには至らず……HPが4残ってしまいました。
GM:あ、まだいきてる!
カトリ:くっそう当たってればー
GM:さて……スパーク巻き込んで撃てば落ちるね?(ニタリ
クラリカ:待機!
強力な範囲攻撃であるスパークですが、魔法制御の戦闘特技が無いと味方も巻き込んでしまいます。
前線に乱戦を形成されると、できる事が極端に減ってしまうのですね。
リフィア:同じく待機で。手番終了~
GM:ではゴブの行動は……逃げる為に叫びながら離脱宣言かな。
GM:ゴブ「うほほほーい!」
カトリ:「さわぐなくまー」
GM:知能低いだし、こんな所でしょ。
カトリ:たしかにね、見張りなんだし。
これでスパーク1回とゴブリンの叫びで2回目。
警戒レベルを上げるには後1手足りません。やはりシューターが銃を撃てなかったのが痛い。
ステラ:カトリ、これなら当たるだろ? 任せた。
ラピス:即叫ばれなかっただけでも、と思うべきか。
GM:3R目はそっちですね。離脱宣言中なので……10-1-4で5。
カトリ:当たる!1ゾロ意外なら!(フラグ
クラリカ:「がんばってー!」(ナイフぶんぶんして応援します。
カトリ:(2D6+3) → 7[1,6]+3 → 10 命中右
カトリ:KeyNo.5c[9]+3 → 2D:[1,1]=2 → ** → 自動的失敗 威力右
見事なフラグ回収力である。
カトリ:フラグだったよ……
ステラ:……オイ。
カトリ:(2D6+3) → 9[4,5]+3 → 12 左命中
カトリ:KeyNo.5c[9]+3 → 2D:[5,1]=6 → 2+3 → 5 左威力
クラリカ:いきてる……
GM:3点通って残りHP1。
GM:ゴブ「俺には……帰る場所があるんだ!」
ステラ:盾投げ捨てて両手持ちで攻撃いくぜー(無慈悲)
GM:ゴブ「これを避ければ、俺は!」
予想外の奮闘を見せたゴブリン2でしたが、それもここまで。ステラの一撃であっさり気絶しました。
ここでの戦闘では銃声・スパーク・ゴブリンの叫びで警戒レベルを1つ上げ、プレイヤーに少しだけ危機感を持たせるのが目的でしたが……
ファンブルとクリティカルが飛び交い、本当に要所で回ったことにより、ギリギリ凌がれてしまいました。
こうしてPCたちは、開拓村への潜入に成功しました。
書き溜めたログはここまでです。
ユーリの方も再開しましたし、今後は週に1度くらいになるかと思います。