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悲しみをそのまま

作者: Soraきた

悲しみを自分で理解するなんて

限界があるから

誰かがうなづいてくれなくても

そう決めている


キミのほうから

悲しいね、と言ってくれたら

わたしは思わず、

「悲しい」と思うんだろう


キミの言葉で

やっぱり悲しいね、と言ってくれたら

わたしは、

悲しみをどんな感じで表現したらいいのかを

考えてしまうんだろう


キミがずっと

わたしの悲しみを

分かってくれてたとしても

わたしはそれ以上に

悲しいときがあって

すぐに笑って過ごすことができなくても

キミ向きの笑顔だけは

忘れないでいる

我慢してるね・・

そう言われても



キミの好きな色に染めても

何か違って見えたり

すぐに色褪せてしまう

本当は

たぶん、存在することのない

キミの好きな色があるね

それが分かった今は

キミの知らないところで

わたしらしく過ごしていかないと、と思う



いまのわたしの気持ち越しには、

悲しみの色があるなら

それがどんな色なのか

今はまだ説明できないけれど

それがある以上、

キミの好きな色を

もう一度、確かめることはできないね

焦って

また違う色で

満足はできないけれど







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― 新着の感想 ―
[一言] わかって欲しい 分かりたい その中にどこか 自分ですら理解しきれない自分を 理解されたと思いたくない この詩の主人公は そんな風に感じてるのでは、 なんて穿った見方でしょうか
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