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それぞれの愛のカタチ・想いのカタチ

(第9部)


翌日早朝、けたたましく携帯が鳴り始めた


(拓也くん。。)

優香は鳴っている画面をみながら止まっていた

『昨日はごめんなさい。体調崩して寝てました』

届いたメールをみながら自分の心にそっと聞いてみた

(私って自分の気持ちばかり考えていたんだわ)

拓也の体調を考えて明後日の午後会うことにして携帯を伏せた


優香はひとり自分の心と静かに向き合っている

どうしてすぐ怖くなって逃げ出すのか。。思い込んでしまうのか。。


考えながら下の台所へ行くと幸子が待ち構えていた


「勝手にひとの冷蔵庫使わないでよ!」

優香はひるんだ。。心がこわばっているのがわかる

「あっ。。あんたここんちの子だったっけ。。」

幸子は冷たい氷を投げるように言葉をかけた


逃げるように階段を上り部屋の扉を思いっきり閉めた

優香の息は上がっていて息をするのも辛かった


(そうかぁ。。理由はこれね。お母さんとの関係でできた私の心のクセね)


正直、幸子に会うのも怖かった。。どうしていいのかわからず、ずっと迷走している。。


優香の心は自分を見失ってグラグラしていた



         

          続く











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