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それぞれの愛のカタチ・想いのカタチ
(第4部)
2人は街まで戻ってきた
「拓也くんは母の日に何か贈るの?」
「いえ。。時には。。別にいいかなって思って。。ま、もちろん母には感謝していますけどね。
こうして大学まで行かせてもらっているわけだし。。」
2人はしばし沈黙していた
雨がぽつりぽつりと降り始めた
「どこかお店にでも入りましょうか?」
拓也は優香を促すと足早に目にしたお店に入っていった
お店はモダンな造りの珈琲専門店だった
珈琲のいい香りが店内に溢れていた
「優香さんは珈琲派です?それとも紅茶派?」
「私は特に何派なんてないわ。どっちでもいいの。。」
「僕は断然、珈琲派」
優香は話を遮るように窓の外で傘をさしながら楽しげに歩いている人々をみながらつぶやいた
「本当に何が楽しいんだろう」
続く