ハルカside 僕とあいつの放課後
「はぁ、遅いなぁ」
太陽がギラギラと照りつける中、僕はひとり、幼馴染を待つ。
……暑いから早く来て欲しい…。
「ハルカー!!ごめーーん!」
ビクッ
や、やっと来たな…
こっちに手を振って大型犬のように走りよってくるあいつを
冷ややかな目で睨む
「…遅い」
「まじ、はァ、ごめ、ハァ、ん」
走ってきたのか…まぁ許しやろう
「ううん、別に大丈夫」
「そっか…」
無言のまま二人で校門前にたたずむ。
なんか態度悪かったかな…?確かにこいつが遅れてきたのは先生に呼ばれたせいでこいつ…もとい、太郎のせいではないけど…
クッ……上目遣いしてくる…………僕より身長、高いくせにぶりっ子かよ(ボソッ)
はぁ、僕の負けだ…
「太郎?僕、ほんとに怒ってないよ。言葉足らずでごめん 」
パァァ
「ほんと?でもまじでごめん、暑かったよな。
そうだ!この間言ってたアイス屋さん行こーぜ?」
パァァ
「し、仕方ないなぁ。そんな行きたいならついてってあげる!」
「よし、じゃ行こ。はい、」
「ん?」
何故か手を差し出してくる
「もしかして手、つなごうとしてます?」
「そうですよぉー」
「誰がつなぐかァ!!」
ベシッ
「痛っ。てか急に大声だすなよwびびったわ」
「…それはごめん。でも男同志はちょっと…」
「うん。てか大丈夫だよ、ハルカ女の子みたいだから。誰も怪し
まないよ?」
カチン
「フンっもう僕一人で行く!」
女顔、それは僕の最大のコンプレックスだ(低身長も!)
「あ、ごめん!地雷踏んだ?」
「見事に踏み抜いた。暑いしもう帰ったら?」
…………
スタスタと目当てのアイス屋さんに歩き始める文化系の僕。
それを追いかける体育会系の太郎…
うん。すぐに追いつかれる
「ハルカ…ごめんって」
あぁーなんかもうめんどくさいなぁ
「…バニラベースにマカダミアナッツといちごのトッピングのや
つ食べたい」
「!!よし、じゃ、買ってくるぞ!」
「待ってろハルカァ!のアイスゥ!」と叫びながらほぼ目の前にあるアイス屋さんに走り込んでいく太郎
「フフっ」
ほんと見てて飽きないやつ。
店内の店員さんとかお客さんにびっくりされてる、まったく仕方ないやつめ。
あ、あの女の子、絶対太郎のこと見てる…。
…僕も早く行こ。
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初投稿です!拙い文章ですが、ここまで読んで下さりありがとう
ございました!!
ハルカと太郎(太郎×ハルカ)のお話しでしたが、いかがでしたでしょうか?この2人のイメージは大型犬×ツンデレって感じで受け取って貰いたいですwうまく表現できてないかもですが、今後も見続けていただけたら幸いです
ありがとうございましたっ!
あー、失敗しました…
小説の方にあとがきしてしまいましたっ!
すみません、今度から気をつけます。