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放課後も保健室へ
沙織と恵はスマホの番号を交換。
放課後までに、沙織はたびたびおむつに
おしっこをもらしていた。
「沙織さん、でいいのかな? 大丈夫?」
「さおりんでいいよ。ちょっとぐあいがわるいの。恵さんは?」
「めぐちゃんて呼んで。私もいろいろ。
よかったら、夜にショートメールしない?
9時頃だとありがたいけど。これが私の番号」
渡部 恵はメモ用紙にスマホの番号を書き、
沙織に渡した。
「これにさおりんの番号を書いてもらえる?」
午後の授業開始から放課後まで。
沙織は10回近くおむつにおしっこをもらした。
トイレまでがまんすることはまったくできず、
少量ずつの失禁だったが、
テープ式おむつはびしょびしょ。
おむつカバーからおしっこがモレないかと心配し、
においが周りに広がっているのではと思い、
沙織は緊張が続いた。
その日の授業が終わり、
沙織はまたしても保健室へ。
「毎日この調子だと、本当に恥ずかしい。
(/-\*)
でも、汚れたおむつは替えてほしい。
早く処置してもらわないと、帰りのスクールバスに遅れちゃう」
沙織のすぐ後には恵の姿が。
2人はほぼ同時に保健室へ入った。