表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツーバイツー  作者: MANA
4/13

保健室へ

入学式でおむつに何回もおしっこをもらした沙織。


女性の先生に言って、保健室へ連れて行かれた。

入学式の後で、沙織は女性の先生の1人に話した。


「保健室に行っていいですか?」


教職員に連絡が行き届いていたようで、


「それじゃ、私について来て」


沙織といっしょに保健室へ入った女性教諭は、


「すみません、お願いします」


複数のベッドはカーテンで仕切られ、


その中から「はい、わかりました」という声が聞こえた。


カーテンが少し開けられ、養護教諭が出て来た。


沙織は「こちらに来てもらえる?」と


穏やかに言われ、


1つのベッドに寝かされた。


防水シーツが敷かれ、


養護教諭は沙織の耳元で、


「おむつ取り替えるね」とささやいた。


手際よく処置がなされ、


「1人で教室に行けるかな?


これが校内の見取り図で・・」


沙織はすぐに理解し、


「ありがとうございます」と言って


保健室から出ようとしたときに、


別の生徒が、さっきとはちがう女性教諭と


保健室に入って来た。


この女子中学校の名札は学年ごとに色分けされ、


沙織は、その生徒も新入生であることが


すぐにわかった。


「あの子はどうしたのかな?」と思いながら、


沙織は1年生の教室へ向かった。


(続く)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ