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ツーバイツー  作者: MANA
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放課後

ある私立女子中学校の放課後。


生徒は保護者のクルマか、数台のスクールバスで下校。


歩道に暴走したクルマが突っ込む事故が後を絶たないので、


公共交通機関を使う通学は禁止。


その学校の駐車場はかなりの広さがあり、


停められるのは、


ほとんどが外車、あるいは、国産の3ナンバー車。


部活は行われず、


生徒の偏差値は、最低でも70台。


エスカレーター式で進学する系列の女子高から、


国公立や私立の一流大学へ進学。


その学校に通う1人が1年生の沙織で、


毎日スクールバスで通学。


放課後はいつもの時間に、母親が待つ家へ。


まだ新しい高級マンション。


父親は海外に単身赴任。


沙織はアイドルになれそうなルックスで、頭脳明晰。


成績は学校でトップクラス。


彼女のウィークポイントはおシモで、


ほとんど毎晩おねしょを。


日中も、トイレまでがまんできないことがあり、


学校では毎日数回おもらし。


スカートの下は、毎日、パンツ式の紙おむつに尿パッド。


学校ではわかっていて、


おむつまで汚した場合は保健室に。


沙織がいつもはく紙おむつの予備が相当数あり、


養護教諭がおむつを交換。


別の尿パッドをおむつに。


沙織のおもらしは遺伝で、


母親も夜尿や日中の尿失禁が。


そのへんは、親子で理解。


さて、帰宅した沙織。


母親が玄関の監視カメラとインターフォンで確認して、


ドアを開けると、


「ただいま」


沙織がドアをロック。


「きょうはどうだった?」


「スクールバスの中で、おもらししちゃった。


おむつまで汚したの」


「それじゃ、お母さんが替えてあげる。


こっちのソファーで横になって」


母親が吸水シートを敷き、


いつものように汚したおむつを脱がせ、


別のおむつに尿パッドを当てて沙織にはかせた。


「あら~、けっこうもらしたのね」


「ごめんなさい。お母さんは?」


「朝に沙織が行ってから、台所でおもらしして、


お洗濯のすすぎでも。


お水にさわると、ジョ~ッと出ちゃうの」


「お母さんもたいへんね」


「お茶でも飲まない?」


「飲むと、また、おもらししちゃうかも」


「いいのよ。沙織のおしっこは汚なくないから」


「お母さんのも汚なくないわね」


「そう、親子だもん。


さあ、いっしょにお茶飲もう」


「飲んでから、どのくらい持つかな?」


「う~ん、お母さんは30分」


「それじゃ、私も30分」


「おもらししたら、お母さんに言って。


おむつまで汚したら、替えてあげる」


「うん、わかった」


(続く)



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