7.登場人物編
わがまま王女と駆けだし騎士の主要登場人物紹介です。
ルフィーナ・ジュルツ ジュルツ国の王女。騎士アスティンと婚姻を果たし、夫婦となった。その際に、騎士団の副団長へ任命をした。アスティンとは幼い頃から想い合っている。ルフィーナは、かつて姫として旅だった時に5年ほど共にいた騎士カンラートをアスティンとは別に、密かに想い続けている……
アスティン・ラケンリース ジュルツ王立騎士団の副団長。見習い騎士からの出世。強さは現団長をも凌いでいる。ただし、心は優しいままで強さとは関係が無い。王女のルフィーナと晴れて結ばれた。女性に好かれやすく、それで失敗しやすい。かつてはヴァルキリーシャンタルに惚れすぎていたものの、今はルフィーナ王女にしか興味が無い。
カンラート・エドゥアルト ジュルツ国王立騎士団の団長。アスティンの父親であるアルヴォネン団長より、直に指名されて団長になった。強さはアスティンに及ばないが、統率力に長けている。子供の頃に敵扱いしていた皇国の皇女シャンタル・ヴァルティアと婚姻をし、子を授かる。アスティンを弟分として可愛がり、ルフィーナについては、妹として接するが……
シャンタル・ヴァルティア ヴァルキリーにして最強。カンラートと婚姻し、子を産むが接し方に変化は無い。アスティンを想い、一時期本気になりかけた。今はルフィーナ王女が最愛の人物となっている。姉と妹としての絆を結び、時には厳しく諭すこともある。
セラフィマ・ニーベル ヴァルキリー配下の騎士だったが、現在はルフィーナ王女の近衛騎士。強さはヴァルキリーに近かったため、候補とされていたが断り、ルフィーナの傍に常に仕えている。故郷ではお嬢様。
ルカニネ・ロミン ルフィーナの近衛騎士で、ヴァルキリー候補。性格は活発で小悪魔。とある騎士に好意を抱いている。
テリディア・ジュリアート ルフィーナの近衛騎士。ヴァルキリー候補の1人。とても礼儀正しい女性だが、男性には……?
ハズナ・イニバーゼ 9歳の女の子で、見習いヴァルキリー。強さはシャンタル以上。アスティンをまるで相手にしなかった。男嫌いで騎士嫌い。ルフィーナ王女には忠誠を誓っている。色々未知数。
ハヴェル・ヴィジュズ アスティンを子供の頃から可愛がっている騎士。騎士らしくない長い髭を生やしている。年齢も実力もベテランにも関わらず、アスティンの直属騎士となる。愛称はハヴィ。
ドゥシャン・スィーン 同じくアスティンを可愛がっている騎士。女性に間違われるほどの長髪。とあるヴァルキリーに惚れている。
ロヴィーサ・ラケンリース アスティンの母親。元ヴァルキリーで、強さはシャンタルよりも上。ルフィーナを気に入っている。アスティンのことをアスくんと呼ぶ。
アルヴォネン・ラケンリース 前作における最強の騎士団長。現在は、いち騎士として警護長をしている。アスティンの父でもある。現団長カンラートに一目を置いている。
ルプル・ネシエル 駆けだしの見習い騎士。アスティンの配下で、アスティンを慕う女の子。ルフィーナ王女とアスティンの旅同行を後から聞かされて落ち込んでいる。
プルデンシア・エドゥアルト カンラートの妹。騎士では無く、特殊な能力の持ち主。兄とは喧嘩中らしい。
ルヴィニーア・ジュリアート 旅先で新たに加わった騎士。ルフィーナ王女に忠誠を誓う。テリディアの姉。
マフレナ・??? ジュルツ城の近衛騎士。カンラートの部下として動く。
思い出の回想編
イグナーツ ジュルツの最年少騎士。幼きアスティンの兄のひとり。アスティンが騎士を目指すきっかけとなった人物。戦地へ派遣されるも、その後の消息は不明……アスティンとの約束は果たされる?
ナミュール 幼きルフィーナ姫の教育係。ルフィーナ命名でナミ。ルフィーナにいたずらを仕掛けられた最初の1人。
ジュルツと関わる人たち
アダリナ姫 霧の国ミストゥーニの次期王女。ルフィーナが姫の時に覚悟を試した。弓の先生でもある。歳は若く、他にもチュスラーナ、ミラグロスというふたりの姫と共に国を守っている。