表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時空艦隊 フューチャーフリート  作者: 湊 蓮
FILE1 9番目の戦士~born the hero~
1/27

OPERATION0 プロローグ

 2034年5月 寺藩倶じはんぐ共和国にて原因不明の変電所爆発事件が起こった。どうやら変電所付近の電柱の先端にも爆発物が仕掛けられており、これによって約40万世帯で停電し、電車も運行を見合わせるかなりの大惨事になった。結局犯人は捕まらなかったが、実はならず者海軍の「大罪艦隊マリンギャング」に7つある小隊のうちの一つ「怠惰小隊」による犯行であった。どうやら小隊長である「怠惰小隊長ニト」がかなりの無気力怪人であり拠点に居ながら大量の人々を苦しめる方法を模索した結果、これに行き着いたのである。

 2140年、マリンギャングの拠点艦「ギルティベース」では「申し上げますニト小隊長、2034年変電所爆破作戦は成功しました。」と部下が成果の報告をする。そして「そうかー、良くやったなー。」と気だるそうな返事が返ってきた。部下はそんな上司に対して「あの人で本当にうちの小隊やっていけるのか?」「さあ・・・」とかいう陰口を言い始めた。正直言って不安の一言に尽きる。

 2029年2月、女性ばかりを狙った通り魔事件が別の町で起こった。これは小隊の一つである「嫉妬小隊」によるものだった。よくまとめサイトで旦那の元カノに刺される女性がいるがこの事件はこれに似ても似つかない。部下が自分たちの上司にあたる「嫉妬小隊長ジェラシア」に成果の報告をしようと小隊長室に入るととても話しかけられない状況に置かれていた。それは殺気を纏ったジェラシアが居たからだった。部下たちは思わず部屋から逃げるように出ていった。

 こうして、「大罪艦隊マリンギャング」の侵略計画は進行しているが、時を同じくして「時空保安庁」も動き出した。時空保安庁の総司令官であるツカサ・アマミヤは科学部門のエリートであるレイコ・トウノを2034年3月に送り込み、その時代で隊員を集め、一緒に時空を守るようにという指示を送った。

 そして、2034年11月30日に普通の少年の日常生活を揺るがす事件が起こるのだった・・・

 初めまして、作者の湊です。ヒーローものの小説を書きたかったので本作の執筆に至りました。次回から本編に入ります。

 ちなみに本編では名前が漢字表記だが今回では片仮名表記のキャラが居ます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ