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ダンジョンマスター始めました。  作者: 長谷川 勉
7/34

七話

名前「シライシ ハジメ」

称号「初級ダンジョンマスター」

ダンジョンPt    1073

解放後 936日    (75/日)

配下数  ゴブリン  5306

     コボルト  1308

     闇カラス    12

スキル 棍棒1 伐採1 

    


俺はがんばって貯めたPtで買った1LDKのリビングで椅子に座ってコボルト娘の入れて

くれたお茶?(何かの草を煎じた物)を飲みながら自分のステータスをじっと見る。



「がう?」(社長、何をじっと見てるんですか?)


「いや~総人口増えたな~ってね。」


「がう」(そうですね~池村ができたのが大きいですよね~水が豊富で作物も育てやすいから

     ゴブリンさん達もどんどん移住できたおかげで今では上池村・下池村って3つの村

     ができてますもんね~)


「うん、中継地点も物流拠点として大きな村になったし、池村方面に行く道にも途中で3つも

 中継村ができたもんね~」


「がう」(酒・干物などの加工物も順調にいってますし、山で金属も取れるようになったし)


「そうだよね~ニヘイくんのおかげだよね~あれで金属加工ができるようになって農具など

 の道具が作られるようになってスピードがグッっと上がった」


「がう」(果実園や野生のやぎや猪を捕まえての畜産も始められましたし~)


「んで分担で各地に分担生産し始めたのもそのころだっけ?」


「がう」(ですね~各地で色々やるのは人材を育てるのも大変だからまとめてやり始めたのが

     最初ですね~)


「そうそう徐々に移していって専用の村を作っていったんだよね~」


「がう」(その頃いち早く運送業を始めた社長のおかげで我がマスター運送も業績があがって

     大忙しですよ~)



あはははは~~~



「ちが~~~~~う」


「ぎゃう?」(ふぁ?)


「俺ネ~ ダンジョンマスターなノ~~ ダンジョン開放したのも進入してくる冒険者を撃退

 したり、階層増やしてたり、ランクを上げて魔物の種類を増やしたりが仕事なノ!!

 女の子を捕まえて懐柔し奴隷にしてキャッキャウフフするつもりで開放したノ~~」 


「がう・・・」(はぁ・・・)少しドン引き


「運送業起こして業績上げるために開放したわけじゃないノ~~~

 俺この3年近くず~~と独り身なノ!寂しいノ!みんながイチャイチャしてるの見てて

 悔しかったノ!!」


「がぁう~」(社長がそう言うなら、わたしが今夜にでも・・・

       わたし白毛の毛並みの良い赤ちゃんが欲しいですわ~)


「コボミさん君コボルトでしょ!種族違うでしょ!!ムラムラこないし赤ちゃんできないでし

 ょ!!!」


「がっ!!ガッ・・・・」(な!! ちぃヘタレが・・・)


「もっとさ~肌がすべすべしてて色白でボン・キュ・ボンで可愛い女の人がいいんだヨ~

 控えめだけど夜は積極的で、でも恥じらいがあるようなのが欲しいんだヨ~

 居ないかな~~~そういうの~ランク上がらないから配下の種類も増えないから呼べないし

 どっかに落ちてないかナ~~」


「がゥ」(知らないですよ。そんな事言ったって冒険者どころか人すりゃ居ないじゃないです

     か!夢ばかり言ってないでサッサと仕事してください。溜まってるんですから!)


「・・・・よし!サンペイ君達呼んできて。さぁ早く!」


「がう」(はぁ~解りましたよ。ちょっと待っててください)






暫くしてマスター運送の前村本店に居る主だったコボルト達が集まってきた。



「はいお疲れ様です」


((((お疲れ様です))))


「辞令を発表します。サンペイ君を明日からマスター運送の社長に指名します。」


(((おお~~~))


「ガウ」(してマスターはどうなさるので?)


「俺は相談役として一線を引きます。もうこの会社はサンペイ君を筆頭とした皆さんに任せら

 れると、判断しました。明日からはサンペイ君を中心にがんばってこの会社を盛りたてて下

 さい。その他人事は輸送管理部にコボミさん輸送警備責任者にゴブ十郎君とし話し合って決

 めてください。」


「ガウ」(解りました。がんばって勤めさせていただきます。)


「がう」(出世してもこれでまた婚期がおくれちゃうわ・・・・)


「ゴブ」(これからも極力ケガ人を出さないようがんばらせていただきます。)


「明日からは本店の一室に社長室を作りそこで仕事をよろしくお願いします。では引越しを

 始めますか~」



フフフ・・・・

これで嫁を探しに行ける。

待ってろボン・キュ・ボン

今、 駆けつけてやる!!

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