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第6話「洞窟の戦い」

 旅の準備を済ませた俺と姫様は、村長や村のみんなに別れを告げて、洞窟へと向かった。


「ここがその洞窟ですか?」


 俺達は、村を出て少し歩いた所にある洞窟の前にいた。

 近くには滝があり、川が流れている。


「ああ、たぶんモンスターと戦う事になるけど、中に入る準備はいいか?」

「はい、問題ありません」


 そう言って、姫様はその場で槍を振り回す。

 最初にあった時のようなキレは感じられないが、それでもこの辺にいるモンスター相手なら十分戦えそうだ。

 ちなみに姫様が持っている槍は、トロル達が狩りの時に使っているのと同じものだ。

 村にある槍は、これしか無かったため、俺も姫様と同じ物を装備している。


「ピィピィ!!」


 コハクも準備OKと言っているようだ。


「それじゃあ入ろう……俺が先頭で進むから、姫様達はついて来てくれ」

「わかりました」

「ピィ!!」


 俺は、ランプに灯りをつけて洞窟の中に入る。

 洞窟を進むたびに徐々に暗くなっていくが、ランプのおかげで視界は問題無さそうだ。


「モンスターは……見当たりませんね」

「まだ入り口からそんなに離れてないし、歩いてればそのうち出てくるだろう」


 それからしばらく歩き続けるが、一向にモンスターが出てこない。

 それどころか洞窟内には、俺達の足音以外の音がまったく聞こえないのだ。


「何かがおかしい……」


 そう思った時だった。


 グゥゥゥゥゥゥ~


 俺の後ろから、妙な鳴き声が聞こえてきた。


「姫様、後ろから何か変な鳴き声が!?」


 そう言って、後ろを振り向くと、恥ずかしそうに顔を赤くしている姫様がいた。


「すみません、それ私のお腹の音です……」


 グゥゥゥゥゥゥ~


 姫様のお腹から、さっきと同じ鳴き声が聞こえる。


「えっと……少し早いけど休憩して、飯でも食べるか?」

「……はい」


 姫様は、真っ赤な顔で頷いた。


「それじゃあ……あの岩にでも座るか」


 俺と姫様は、座りやすそうな大きな岩が近くにあったので、そこに並んで座る。

 そして鞄から、おにぎりがたくさん入った包みを取り出して姫様に渡す。


「ありがとうございます」


 姫様は包みを開けると、二十個あるおにぎりを次々と口の中に詰め込み、すごい勢いで食べ始めた。

 よほどお腹が空いていたのだろう。


「もぐもぐ……シンクの作ったおにぎりおいしいです」

「ピィピィ!!」


 コハクも欲しそうにしていたので、俺の分のおにぎりを一つ分けてやる。


「ピィ~♪」


 おにぎりを受け取ると嬉しそうにして、コハクは姫様と俺の間にちょこんと座り、おにぎりを食べ始めた。


「それにしても、姫様ってよく食べるんだな」


 村に滞在していた時も、姫様はトロルに負けないくらいの量の食事を毎日食べていた。


「むしゃむしゃ……この体型になってから食欲が異常に増加したみたいなんです、以前はシンクよりも食べる量が少ないくらいで……ほ、本当ですよ?」


 両手におにぎりを持ちながら言われても、全然説得力が無い。


「ふーん、そうなんだー」

「あっ、信じていませんね!!これでも王女として恥ずかしくない体を保つために、いろいろと我慢して……」


 なんだか話が長くなりそうな予感がする。

 そもそも、そんなに気にするような事だとは俺には思えない。


「別にいいんじゃないか?俺はたくさん食べる女の人って嫌いじゃないし」

「えっ?」

「それに自分の作った料理を、たくさん食べてもらえるのって、結構嬉しいしな」


 最近は、俺の作った料理を姫様が毎日たくさん食べてくれて、こちらとしても作りがいがあった。


「そ、そうですか……イブキがそう言うなら今は気にしないことにします」


 そう言うと姫様は俺から視線を逸らし、再びおにぎりを食べ始めた。

 なんとなく顔が赤い気がするけど、たぶんランプの灯りのせいだろう。

 それから少しして、食事を終えた俺達は再び洞窟の中を歩き始めた。




 休憩を終えてから一時間以上歩いているが、未だにモンスターを一匹も見かけていない。


「いくらなんでもおかしい……」


 ここまでモンスターが出てこないなんて、普通ではありえない。


「確かにそうですね……もしかして、誰かが倒してしまったとか?」

「そうだとしても死体くらいは、残ってると思うんだ」


 この洞窟に出るモンスターは、下級のトカゲ型やコウモリ型のモンスター達だ。

 素材を剥ぐために、持って帰るほどの価値があるとは思えない。


「死体が残らない方法があるとしたら、それは……」


 姫様がそう言った時、前方に何かの灯りが見えた。


「なんだあれ?」


 それは炎だった。

 ただ普通の炎とは違い、禍々しい黒い色をしていた。


「黒い炎?」

「ピィ!!ピィ!!」


 コハクが、まるで警戒するように鳴き出す。


「姫様、気をつけろ!!」


 俺はランプを腰のベルトに付けると、槍を構える。

 すると黒い炎は徐々にこちらに近づいてくる。


「あ、あれは、もしかして……」


 そこにいたのは、3メートルくらいの巨大な赤いトカゲだった。

 尻尾の先には、禍々しい黒い炎が灯っている。


「なんだこいつ……こんなモンスター見たことないぞ!?」


 こんな強そうなモンスターがいるなんて、村長もブライアンも言っていなかった。


「あれはモンスターではありません、火竜サラマンダー……地上型のタンク級ドラゴンです!!」


 姫様がそう叫ぶと、サラマンダーと呼ばれた巨大なトカゲの尻尾についている黒い炎が燃え上がった。


「ギィィィィン!!」


 どうやら向こうは、こちらを襲う気満々のようだ。


「あれも、ドラゴンなのか?」

「はい……ですが、私の知っているサラマンダーは、あんな禍々しい黒い炎を灯していなかったはずです」


 どうやら、普通のサラマンダーとは違うらしい。

 だが、なんでドラゴンがこんな洞窟にいるのだろう?

 この山にドラゴンが出るなんて、一度も聞いたことがないのだが……。


「ギィィィィン!!」


 奇妙な鳴き声を上げながら、サラマンダーは禍々しい黒い炎を灯した尻尾を振る。

 すると、そこから俺達に向かって黒い炎の塊が飛んでくる。


「うわぁ、危ねぇ!!」


 俺達は後ろに下がって、その攻撃を回避する。


「おそらくあのサラマンダーが、この洞窟のモンスターを捕食したんだと思います」


 だからこの洞窟には、モンスターがいなかったのか……。


「タンク級のドラゴンが相手では、今の私達には荷が重いですね……」

「タンク級って、ミニマム級の次に強い程度じゃないのか?」


 ドラゴンの位は、ミニアム級が一番下で、その次がタンク級だったはずだ。


「タンク級は、中堅クラスの冒険者が四人揃ってやっと倒せるくらいだと言われています……二人しかいない今の私達ではおそらく勝てません」


 中堅クラスの冒険者っていうのが、どの程度の強さなのかは俺にはわからない。

 だが、姫様が危険に晒される可能性があるなら、ここは逃げた方がいいだろう。


「なら、逃げるぞ!!」


 さっきの攻撃を見ると、今の姫様の動きでは近距離で回避するのは無理だろう。

 なるべく姫様を、危険に晒す様な真似はしたくない。


「わかりました……悔しいですが、今は逃げましょう」


 姫様も相手の強さがわかっているのか、逃げるのには賛成のようだ。


「逃げるぞ、コハク!!」

「ピィピィ!!」


 俺達は、全速力で来た道を引き返す。

 すると後ろからサラマンダーが追ってくる。


「ギィィィィン!!」


 サラマンダーのスピードはそこまで早くはないが、俺達は姫様の走るスピードに合わせているので、なかなか距離が開かない。


「はぁはぁ、もっと早く……もっと早く走らないと!!」


 姫様は息を荒くして、体中の贅肉を揺らしながら必死で走り続ける。

 しかしサラマンダーは止まることなく、俺達を追いかけてくる。


「はぁはぁ、体が重くて……息が……」


 姫様の走るスピードが徐々に遅くなっていく……。

 このままでは、サラマンダーに追いつかれてしまう。

 俺は立ち止まると、迫ってくるサラマンダーの方を向く。


「はぁはぁ……イブキ?」


 俺の前方を走っていた姫様が振り返る。


「姫様は先に逃げてくれ、ここは俺が食い止める」

「そ、そんなことできません!!」


 姫様は立ち止まると、こちらに引き返そうとしてくる。


「来るな!!」


 俺は、大声でそう叫ぶ。


「姫様を先に逃がして、後から俺も逃げる……二人が生き残るには、これしかない!!」


 別に俺は死ぬつもりなんてない、姫様と自分が助かる方法がこれしか思いつかなかったのだ。


「で、ですが!!」

「大丈夫だ……俺はサラマンダーより、ずっと早い!!すぐに逃げれるさ!!」


 槍を構えて、迫ってくる黒いサラマンダーを迎え撃つ。


「ここから先は行かせねぇ!!」


 サラマンダーは、速度を落とさずにそのまま俺に向かって突進してくる。

 その攻撃をギリギリで避けて、黒いサラマンダーの背中に槍を突き刺す。


「ギィギィィィィン!!」


 サラマンダーは立ち止まると、咆哮を上げながら俺の方を向く。


「ほら、かかってこいよ!!この槍で、また突き刺してやる!!」


 そう言って、サラマンダーに槍を向けると、刺した部分が無くなっていた。


「な、なんだこりゃぁ!?」


 どうやら突き刺した時に、サラマンダーの体の熱で溶けてしまったようだ。


「ギィギィィギィィン!!」


 サラマンダーは尻尾を振り回し、俺に向かって黒い炎の塊を飛ばしてくる。


「うおっ!!」


 俺は、咄嗟に近くにあった大きな岩を盾にして、なんとかやり過ごす。


「今のは、マジで危なかった……」


 少しでも遅かったら、あの黒い炎の塊が直撃していただろう。

 ほっとしたのも束の間、サラマンダーが俺の隠れた岩に向かって体当たりしてくる。


「ギィィィィン!!」


 サラマンダーによって、俺の体が岩と一緒に吹き飛ばされる。


「うわぁ!!」


 そして俺の体は、洞窟の壁に激突する。


「ぐはっ!!」


 背中から激しい痛みが伝わってきて、すぐには動けそうに無い。

 そんな俺に向かって、サラマンダーはゆっくりと近づいてくる。


「く、くそっ……こんな所でっ!!」


 無理して体を動かそうとするが、激しい痛みが邪魔をしてくる。


「はぁはぁ、ちくしょう……」


 気が付くと、サラマンダーは俺の目の前まで来ていた。

 そして大きな口を開いた……その瞬間。


「イブキ!!」


 姫様の声が聞こえた。

 それと同時にサラマンダーの背中に、槍が突き刺さる。


「ギィギィィィィン!!」


 サラマンダーは咆哮を上げると、俺に背を向けて、後ろを振り返る。


「はぁはぁ……イブキは、やらせません!!」


 そこには、息を荒くした姫様が立っていた。

 どうやら槍を投げて、サラマンダーに突き刺したようだ。


「姫様、どうして?」


 あのまま逃げたんじゃなかったのか?


「イブキを置いて逃げるなんて、やっぱり私にはできません!!」

「だからってこんな無茶……」


 その時、サラマンダーの背中に刺さった槍が、熔けて消滅する。

 武器も無しに姫様はいったいどうするつもりなんだ。


「ギィィィィン!!」


 サラマンダーが姫様に向かって、突進していく。

 今の姫様の体じゃ、あの攻撃は避けれない。


「私だって、簡単な属性魔法くらいは使えるんです……フリーズ・バレット!!」


 姫様の手のひらに、30センチくらいの長さの氷柱が出現し、サラマンダーに向かって飛んでいく。


「ギギィィィィン!!」


 すると氷柱はサラマンダーの右目に直撃し、サラマンダーは突進するのをやめ、その場で苦しそうに暴れだした。

 その隙をついて、姫様が俺の側に駆け寄ってくる。


「イブキ、大丈夫ですか!?」

「くっ、姫様……」

「今、治療します」


 姫様は、俺に触れると治癒魔法をかけてくれる。

 そのおかげで体の痛みが和らぎ、動けるようになる。


「さあ、早く逃げましょう」

「ああ……」


 俺が立ち上がると、痛みで暴れていたサラマンダーがこちらに振り返る。


「しまった!?」

「ギギィィギィィギン!!」


 そして咆哮を上げながら、尻尾を振り回して黒い炎の塊を飛ばしてくる。


「姫様!!」


 俺は姫様を守るようにして、前に出る。


「イブキ!!」

「ピィィィィィィ!!」


 その時、突然コハクが俺の目の前に飛んでくる。

 すると光の壁のようなモノが出現して、サラマンダーの黒い炎の塊を防いだ。


「な、なんだ!?」


 さらに俺の左手が輝き出し、契約の証が現れる。


「ピィィィィィィ!!」


 そしてコハクの体が光り輝くと、一本の白く美しい槍へと姿を変える。


「これは……」


 正直、何が起きてるのかわからないが、今すべきことはわかっている。

 俺は目の前に現れた白い槍を掴む、すると体中に力が溢れてきた。


『ピィピィ』


 頭の中にコハクの鳴き声が響く。

 どうやら俺に力を貸してくれるらしい。


「よくわかんないけど、やってやる!!」

「イブキ、これはいったい!?」


 姫様が驚いた顔で、俺を見る。


「安心しな姫様、今から俺とコハクでアイツをぶっ倒す!!」


 そう言って、俺はサラマンダーへと向かっていく。

 サラマンダーはそんな俺に向かって、再び尻尾を振り回して黒い炎の塊を飛ばしてくる。


「イブキ!?」

『ピィ!!』


 俺は白い槍を振り回して、黒い炎の塊を弾き飛ばす。

 理由はわからないが、この槍には黒い炎を寄せ付けない力があるらしい。


「効かねぇんだよ、トカゲ野郎!!」


 黒い炎が効かないとわかると、サラマンダーは俺に向かって突進してくる。


「行くぞコハク……」

『ピィピィ!!』


 白い槍が輝きだし俺に力を貸してくれる。


「こいつが俺とコハクの……竜騎士の力だぁ!!」


 そう叫び、突進してきたサラマンダーの頭部に、輝く白い槍を突き刺す。


「ギギギギギギィィィィィィィィン!!」


 サラマンダーは断末魔のような咆哮を上げると動きが止まり、光の粒になって消滅した。


「やった……やったぞ!!」


 持っていた白い槍が光ると、コハクは元の小さなドラゴンの姿に戻った。


「コハク、助かったぜ」


 俺は、コハクを抱きしめて頭を撫でる。


「ピィー♪」


 するとコハクは、嬉しそうに俺の顔を舐めてきた。


「二人とも大丈夫ですか?」


 姫様が駆け寄ってくる。


「ああ、姫様こそ怪我はないか?」

「私は大丈夫ですけど、さっきのはいったい……」

「コハクが力を貸してくれたんだ」

「コハクが?」


 詳しい事はわからないが、コハクは槍に変身できるらしい。


「あんな力がコハクにあるなんて……」

「まあ助かったんだし、良かったんじゃないか?」


 終わりよければ、すべて良しってやつだ。


「良くありません……」

「えっ?」

「良くないって言ったんです!!どうして一人であんな無茶したんですか!?」


 姫様が真剣な瞳で、俺を睨んでくる。

 こんな姫様の顔は、初めて見た気がする。


「それは、あれしか二人が助かる方法が思いつかなかったら……」

「そんなのわかってます!!」


 姫様の声が洞窟中に響き渡る。

 コハクはびっくりしたのか、俺の体にしがみついている。


「私がこんな体だから、イブキに無茶をさせてしまったのはわかっているんです!!」


 その目には、涙が浮かんでいた。


「それでも、私のせいでイブキまで死んでしまったら……とても悲しいです、それをわかってください!!」

「姫様……」


 そういえば、ガルドンとテンパスは姫様を守るために、あの黒いドラゴンと戦って死んだんだ。

 二人の最期の瞬間を俺は見ていないが、姫様はきっと見ていたのだろう……。


「わかったよ……でもそれは俺も同じなんだ、俺だって姫様が死んだら、すごく悲しくて、ずっと後悔すると思う」


 そのことを姫様にもわかって欲しい。


「なら、私と約束してください」

「約束?」

「旅をしていれば今回のような事が、またあるかもしれません……その時は一人で無茶しないで、必ず二人で協力するって約束してください」

「二人で協力……」


 サラマンダーから逃げる時、俺は一人でどうにかしようと思っていた。

 その結果、危険な状況に追い込まれ……姫様とコハクの助けが無ければ俺は死んでいたかもしれない。


「イブキは一人でがんばりすぎです、もっと私の事を頼ってくれてもいいんですよ?こんな体じゃ頼りないかもしれませんけど……」

「そんなことない……あの時、姫様が助けにきてくれなかったら正直危なかった」


 今回は、姫様を守ることを考えて、協力することを考えなかった俺のミスだ。


「約束するよ、次からは姫様とも協力する」

「イブキ……はい、約束ですよ」

「ピィピィ!!」


 コハクは、自分も忘れるなと言っているようだ。


「そうだな、コハクの力も頼りにさせてもらうよ」

「そうですね、コハクも一緒にがんばりましょう」

「ピィピィ♪」


 まだよくわかっていないが、コハクのあの力は頼りになりそうだ。


「それともう一つ、イブキにお願いがあります」


 姫様は、まだ何かあるようだ。


「これから私の事はイーリスと名前で呼んでください」

「えっ、なんでだ?」

「私は姫という守られる存在ではなく、イブキとは対等な関係でいたいのです」


 これから協力するなら、対等な関係でいたいってことなのだろう。

 姫様がそう呼んでほしいなら、まあいいか……。


「わかった、姫さ……じゃなくてイーリス」

「はい、イブキ♪」


 なぜか嬉しそうにしているイーリスを見て、俺は不思議に思うのだった。


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