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The seventh day【B】

(もしかしたら、ニュースで言っている【ノート】と言うのは・・・)

嫌な予感を頭の中でぐるぐる駆け巡らせながらエイトはセントラルを駆け抜けていた。

向かい来る人を掻き分けて、多分、最大の力で。

(あんなの黒側に回ってしまったら・・・大変なことになるッ!!)

坂を駆け下りて大きなビルが建つところへ出たとき、目の前に現れた光景。

それにエイトは驚いた。

「!!」


「あっけないなぁ・・・君達から喧嘩売ったんじゃなかったの?ふふ・・・ふふふ・・・」

そこには返り血を浴びてクスクス笑うホーリィがいた。

エイトがいる場所から結構あるが、エイトの場所からでもホーリィが狂っているのが分かった。

おそらく、ホーリィに襲い掛かって来たであろう人間は半殺し状態にされて、地面に転がされていた。

「あはははははははははッ♪ねぇ、もっと遊んでよぉー・・・」

(何・・・あの人・・・狂ってる)

恐ろしいものをみたような目で・・・いや、恐ろしいものをみてエイトは立ち止まってしまっていた。

足がまったく動かない。

(駄目です・・・逃げないと・・・)

逃げないとと思っても、それでも足は動かない。


動け。動け動け動け!!

逃げろ、逃げるんだ。でないと殺される!


その時、エイトとホーリィは目が合った。

「!」

「・・・・・・君はだぁれ?」

壊れたホーリィが、エイトの方へ向き直った。

エイトの方からは見えなかった右手には白いノート。

しかし、それは返り血で赤く染まっていた。

「そのノートは・・・!」

ノートの存在に気が付いてエイトが目を見開く。

「ん?あぁ・・・これ?君もこのノートが欲しいの?あげないよ?」

「え・・・?欲しい?」

「お前も姉さんの敵だッ!!」

ホーリィは魔法を発動し、辺りに結界を張ったようだ。

どうやら【生きて返さない】と言うつもりだろう。

「・・・セシルさんと同じ力ですね。」

魔法の使えないエイトは超能力で対抗する。

セシルとは違う言葉を唱えてホーリィは氷を出現させてエイトへ向けて投げ飛ばした。

氷はそのまま真っ直ぐに飛んできてエイトの顔を狙ってきていた。

エイトはそれをギリギリのところで避けて、超能力を発動する。

地面がデコボコと動き出して足場を悪くしていく。

しばらくそれが続いて、一瞬動きが止まったかと思ったとき、ホーリィの立つ真下から岩が突き出てホーリィを襲った。

「・・・ちッ・・・」

ホーリィの右足から血が流れている。

おそらく、長くは持たないだろう・・・。

そう思っていた時魔力の塊がエイトに目掛けて直撃して弾けた。

「ガハッ?!」

魔法は超能力と違う点がある。

超能力は【存在するもの】を中心として動かしたりするもので、動きが目に見えるが

魔法は【存在しないもの】をその場所に突然出現させるものだから、動きが目に見えない。

それに、エイトは魔法など初めて見たものだから、どうゆうものかさえもわからない。

つまり、不利な立場におかれている。


(・・・これは・・・僕の方が危険ですね・・・)

薄い笑みを浮かべてエイトは立ち上がった


(楽しくなってきたかも・・・)


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