表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

「君は強い女だから、わかってくれるよね?」と仰る婚約者様、ええ、強い女なので即断で婚約解消させていただきます

作者: みんと
掲載日:2026/06/23


「君は強い()だから、わかってくれるよね?」


 リュシアン様の口癖だ。

 今日で七十一回目。私は心の中で、しっかりと数を数えている。

 呆れを通り越して、もはや感心すら覚えるほどの頻度だった。


 手元の扇をゆっくりと閉じて、口角を少しだけ上げる。

 白蝶貝と上質なレースで彩られた、私のお気に入りの扇だ。

 

「ええ、もちろんですわ」


 誰が見ても完璧な、淑女の微笑みを浮かべてみせた。

 だが内心では、全く別のことを考えていた。

 

(こっちがどれだけ仕事を前倒しで片付けたと思ってるのよ。人の気も知らないで……。ふざけないで)


 今夜は王宮で開かれる、年に一度の大規模な夜会だった。

 婚約者である彼と、当然のように二人で出席するはずだったのだ。

 だがリュシアン様は今、私の前で申し訳なさそうな顔を作っている。


「セリーヌが、また急に熱を出してしまってね」


 ほら来た。お決まりの展開だ。

 セリーヌ嬢。子爵令嬢であり、彼の幼馴染で、『病弱(・・)』と評判の儚げな少女。

 まあ、実際は……言うまでもないわね。


『ごめんなさいねぇ~、アニエス様ぁ。私がこんなにか弱く美しく、儚いばかりに……リュシアン様を独占してしまって……。それに比べて、アニエス様はうらやましいですわ~。野獣のようにお強くて、独立した女性ですものね~。夜会で一人でいるところを笑われても、眉をぴくりともしないとか。うふふ、憧れてしまいますぅ~』


 ――とは、セリーヌがゲス顔で、私の目の前で吐いた台詞だ。

 うん、クソ食らえ。ほんっと、クソ食らえ。


 セリーヌはことあるごとにリュシアン様の気を引こうと、嘘の病気をでっち上げる。

 その実、誰よりも健康で、図太い女だっていうのは、社交界では誰もが知るところだ。

 リュシアン様だけが本気で、セリーヌのことをか弱い花弁のような女性だと思い込んでいた。

 

(出たよ伝家の宝刀「セリーヌの体調不良(・・・・)」。控えめに言って頭湧いてるのかしら)


 私は閉じた扇で口元を隠し、視線をわずかに伏せた。


「セリーヌは僕がいないと、本当に何もできないんだ。君なら一人でも大丈夫だろう? アニエスは強い女だから」


 ああ、またその言葉だ。本当にそれしか言えないのか。

 私は七十一回目を数えながら、扇の角度を美しく整える。

 背後で侍女のマリアンヌが、小さく、しかし鋭く息を吐いた。

 普段はおとなしい彼女も、そろそろ限界らしい。

 彼女の苛立ちが、ドレスの擦れる音からも痛いほど伝わってくる。


「アニエスなら、一人でも立派に振る舞えるだろう?」


 リュシアン様は、私の沈黙を勝手に肯定と受け取ったようだ。

 左手にはめられた婚約指輪が、いつもよりひどく重い気がした。

 この重さは、彼からの愛情ではない。ただの理不尽な義務の重さだ。

 まるで、奴隷の首輪のよう……。


「ええ、わかりましたわ」


 私はいつものように、穏やかな笑顔で返す。

 決して声を荒げることも、涙を見せることもしない。


 リュシアン様が、ほっと安心したように無邪気に笑う。

 彼は私の手元には、全く目もくれなかった。

 私の扇が、ふわり、と静かに音を立てて閉じたことにも。


 リュシアン様が足早に退室した後、マリアンヌが静かに扉を閉めた。

 パタン、という乾いた音が応接間に響く。


「お嬢様」

「ええ、わかってるわ」

「今までが、あまりに穏便すぎたのですよ。まったく、あのクソ男ときたら……」


 マリアンヌの言葉は少し辛辣で、けれど私に対しては底知れぬ愛情に満ちていた。

 

「辛辣ね、マリアンヌ」

「事実ですわ。七十一回も同じ目に遭われて、笑顔で送り出すなんて……。お嬢様の我慢の限界は、いったいどこにあるのかしらと」


 私はゆっくりと窓際に立ち、夜の庭園を見下ろした。

 月明かりに照らされた指輪の重みを、改めて指先で確かめる。


 十六歳の誕生日。

 初めて彼から贈られた青いドレスを着て、深夜まで一人で待っていた。

 彼の幼馴染のセリーヌ嬢が「寂しい」と泣いたからと、彼は来なかった。


 二年前の婚約記念日。

 王都で一番有名なレストランの特等席。半年も前から予約していたのに。

 セリーヌ嬢が「熱がある」と訴えたからと、彼は私の隣にいなかった。


 半年前の観劇の夜。

 ずっと楽しみにしていた、人気劇団の初日公演。最高の席だったのに。

 セリーヌ嬢が「胸が痛い」と倒れたからと、彼は劇場から馬車を引き返した。


(思い返せば、よくもまあここまで耐えたものだわ)


 私はいつも、一人で豪勢な席に着いた。

 扇で口元を隠して、誰よりも美しく背筋を伸ばして。

 誰の目から見ても、完璧で、決して揺らがない「強い女」として。

 だけど、本当にこんな扱いをされて、私がなにも思わないでいると思って……?


「お嬢様」


 マリアンヌが背後から、静かに、しかし力強く囁いた。

 

「お嬢様のその強さは、本当は誰のためのものですか?」


 その問いに、すぐには答えられなかった。

 私の強さは、リュシアン様の我が儘を許容するため?

 違う。絶対に違う。


 私は七十二回目の夜会も、一人で行くのだろうか。

 今までと同じように、一人で馬車に乗って、好奇の目に晒されるのか。


「またあのお方、一人でいらっしゃっているのね……」


 そういったクスクスとした笑い声が、いまから聞こえてくるよう。

 また、惨めな思いを我慢するのだ……。


 ――そう、思っていた。ほんの数分前までは。


 けれど、ふと気づいてしまったのだ。


 強い女、と彼から何度も都合よく言われた。

 自分は、そう、強い女、と私自身も疑いなく信じてきた。


 でも、そもそも強い女ってなに?

 本当の強さってなんなの?

 それって、理不尽な扱いをも我慢することが強さだというのかしら?

 いいえ、決して違うはず。


 もう都合よく彼の解釈で「強い女」でいる必要なんて、どこにもないのでは?

 いまこそ本当の強さを誇示するべきだわ。

 彼は言った。

 私のことを、「強い女」だと……。


 なら、それを利用しない手はない。


 ならば。

 本当の意味での強い女らしく、私のために、自分で選べばいいだけのこと。


 私は右手を伸ばし、左手の薬指から婚約指輪をゆっくりと抜いた。

 まるで、生き物が自分の殻を脱ぎ、脱皮するときのような、すっきりとした開放感があった。

 指先にのしかかっていた不快な重さが、ふっと消え去った。


「マリアンヌ」

「はい、お嬢様」

「お茶を二つ、用意してくださる?」

「ええ。リュシアン様にもう一度お声がけを?」

「ええ、そうしてちょうだい」


 私は、今日一番の、心からの笑みを浮かべた。

 

「時間はかからないわ。最後のお話、するだけよ」


 マリアンヌの目が、ほんの少しだけ丸くなった。

 そして、すべてを悟ったように深く、深く礼をした。

 

「かしこまりました。最高のお茶を淹れましょう」


 それから数分後。

 呼び戻されたリュシアン様は、ひどく驚いた顔で応接間に戻ってきた。

 戻ってくるときにもリュシアン様は、何度もしぶったらしい。

 そこをどうしてもと、マリアンヌが無理を通してくれた。


「アニエス、どうしたんだ? 君は一人で夜会に出かけるはずだろう?」

「……お話があるの。少しだけお時間をいただけるかしら」


 私はソファに座っていなかった。

 立ったまま、折り畳んだ扇を手に持っていた。


「立ったままで? どうしたんだ、急に」

「ええ。とても短いお話だから」


 私は彼を真っ直ぐに見据えた。

 

「リュシアン様、一つお伺いしてもよろしいかしら」

「ああ、なんだい? なんでも聞いてくれ」


「私、強い女ですわよね?」


 彼は少し戸惑い、そして当然だというように大きく頷いた。

 

「もちろんだとも。アニエスは僕の自慢の、強くて自立した婚約者だ。そこが君の素敵なところだよ」


「ええ、ありがとうございます」


 私は彼の無邪気な言葉を、冷ややかに遮った。

 

「では、強い女らしく、堂々と即断いたしますわ」


 手にした扇を、ぱちん、と音を立てて閉じた。


 その固い音に、リュシアン様の眉がぴくりと動く。

 私は彼に向けて、完璧な微笑みを浮かべた。

 そして、大理石のテーブルに、先ほど外した婚約指輪を置いた。


 ことり、と小さな音が部屋に響いた。


「アニエス、何を……? その指輪は」

「即断、と申しましたでしょう?」


 私は背筋を伸ばし、一言一句はっきりと告げた。

 

「この婚約、今この場で解消させていただきますわ」


 リュシアン様が、信じられないものを見るように固まった。

 

「な、なにを言っているんだ、冗談だろう?」

「私、強い女ですから。こんなときに冗談など申しません」

「ええ? ほ、本気で言ってるのか!? いきなりすぎるだろ……! なんの脈絡もなしに……! 僕が何をしたっていうんだ!」

「ほ、本気で……仰っているの……?」


 彼は怒りとも悲しみともつかぬ表情をしていた。

 私は唖然とし、内心で思う。

 

(は? なんでお前が被害者面してんの? 脳みそお花畑か? 七十一回も置き去りにしておいて、文句を言えるとでも? 笑わせるわね)


「待ってくれ、君は理解のある女だろう?」

「ええ、しっかりと理解しておりますわ」

「だったらなぜ、こんな急に婚約を」

「理解した結果ですわ」


「君も、セリーヌを知っているだろう!?」

「ええ、セリーヌ嬢はとても弱くて、繊細な方なんでしょう?」

「そうだ! だから、僕がついていてやらないと」

「ええ。そんな可哀想な彼女には、リュシアン様のような優しい方が必要不可欠ですわね」


「そ、そうだろう! だから……」

「だから、セリーヌ嬢を、心置きなく優先なさいませ」


「っ……! な、なんでそんな勝ってなことを言うんだ……! 君は強い女だから、こんなこと言わないはずだ! なんでそんなひどいことが言えるんだ!」


 眉を怒らせ、リュシアン様は今にも横にある花瓶に手を伸ばしそうなくらいに、手をわなわなと震えさせている。

 その姿はある意味で滑稽だ。

 この人、本当になにも理解していないんだな……。


「強い女だから、これができますのよ」


 扇を再び優雅に広げて、口元を隠した。

 これ以上、彼の言葉を聞く時間は無駄だ。


「夜会には、一人で参りますわ。せっかくですから、おいしいお食事をいただいてきます。……これが、最後ですもの」

「アニエス、待ってくれ! 考え直してくれ! 僕は君を愛しているのに! 僕には君が必要なんだ!」

「もう、十分待ちました。ええ、待ちましたとも。長い長いあいだね」


 これ以上、彼にかける情けも言葉もなかった。

 ドアを開ければ、廊下でマリアンヌが待っていた。

 彼女の目が、初めて柔らかく緩んだ気がした。


「お嬢様、馬車のご用意はできております」

「ええ、お願いね」


 私は廊下を歩き出した。

 背後からリュシアン様の声がしたが、もう決して振り返らなかった。


 馬車に乗り込んで、扇を膝の上に置いた。

 窓の外の景色が、ゆっくりと流れていく。


 私は強い女。

 だから、即断できる。

 だから、決して振り返らない。





 それから一ヶ月。

 リュシアン様には、ただの一度も会わなかった。

 私から会う必要も、まったくなかったからだ。





 そのさらに一ヶ月後、昼下がりの茶会にて。


「お嬢様、ご存知ですか?」


 マリアンヌが、嬉しそうに囁いた。

 

「リュシアン様、社交の取りまとめのお仕事を完全に外されたそうですわ」

「あら、外されたの?」

「ええ。先日も、重要な書類を紛失して大変な騒ぎになったとか」


 マリアンヌの言葉に、周囲の貴婦人たちも小さく頷く。

 

「元から彼の仕事の半分は、アニエス様が裏で片付けておいででしたものね。それに、あのセリーヌ様も、相変わらず夜会で粗相をなさってばかりで。それのフォローに、リュシアン様も、すっかりお疲れのご様子だとか」

「これまではアニエス様がセリーヌ様のフォローもされていましたものね」

「リュシアン様、近々降格の話まで出ているそうですわよ」

「あら、それは大変ですわね」

「アニエス様の手腕に、皆様改めて深く感心しておりますのよ」

「それに、セリーヌ様は本当にご病気になられたとか……」

「あら……嘘から出たまこと。口は災いの元ですわね……おそろしい……」


 私は手元の扇をゆっくりと閉じた。

 ぱちん、と。

 別に、彼らの不幸が嬉しくはなかった。

 ていうかもう、彼がどうなろうと、まったく興味がない。

 ただ、当然の結果だと思っただけだ。

 フォローする人間がフォローしなくなり、当然のように問題だけが残った、それだけのこと。


(私が裏で徹夜して回してたんだ。私がいなくなって回らなくなったからって、それは彼の自業自得でしょ)


「アニエス!」


 突然背後から呼ばれて振り返れば、そこにリュシアン様がいた。

 二ヶ月前とは別人のように、ひどくやつれた顔だった。

 いつも完璧に撫でつけられていた金髪はボサボサに乱れている。


 目元には濃い隈ができ、騎士の制服もどこかよれよれに見える。

 かつての自信に満ちた面影は消え失せ、すがりつくような目で私を見た。


「アニエス、戻ってきてくれないか。君がいないと」

「いないと?」

「全てが回らないんだ。頼む、君の力が必要なんだ!」


 私はゆっくりと扇を広げた。

 

「ええ、存じておりますわ」

「だったら!」

「強い女は、二度と同じ過ちを犯しませんわ」

「き、君が必要なんだ!」

「必要なのは労働力としての私では? そんな申し出、お断りですわ」


 すげなく返した私の声に、別の低い声が重なった。


「ヴァレンタイン嬢、お久しぶりです」


 反対側に振り返れば、辺境伯のオリヴァー・フォレスト卿が立っていた。

 長身で、落ち着いた面持ちの、実力主義で知られる若き辺境伯だ。


「フォレスト卿、ご無沙汰しております」

「噂は、いろいろと聞いているよ」

「あら、どのような噂を? 悪い噂でないといいのですけれど……」

「ある強い女性が、強い選択をしたとね」


 彼はリュシアン様には目もくれず、私だけを見ていた。

 

「私の領地で、優秀な文官を探しているんだ」

「文官、ですか?」

「君の並外れた実務能力を、以前からずっと評価していた」

「私の能力を必要としてくださると?」

「ああ、だが、勘違いしないでほしい。どこぞの阿呆のように、君をただの労働力として見たりはしないよ。これは対等な立場での申し出だ」

「対等な……立場……」


 なんだかそれは、私にとって、新しい種類の響きを持つ言葉だった。


「君は本当に強い女性だ。だからこそ……惹かれる……」

「それは……異性としてという意味で捉えてよろしいのでしょうか……?」


 私は、彼の目を真っ直ぐに見つめて問うた。

 フォレスト卿は当然だというように、深く力強く頷いた。

 

「もちろん。君の強さと美しさを、私は本当に魅力的に思っているんだ。これは嘘偽りのない、正直な気持ちだよ」


 その瞬間、私の口元が、ふっと自然に緩んだ。

 今までずっと張り詰めていた糸が、解けたような気がした。

 嘘のない言葉って、こんなにすっと心に入ってくるものなのね……。


「そのお話、喜んで、お引き受けいたしますわ」

「感謝する。すぐに手配を進めよう。それで……ぜひ私とその……」

「ですが……その、すぐに婚約というお話は……まだ待っていただきたいですわ」

「それは……どうして……? 私がお嫌いか?」

「いえ、そういうわけでは、私、強い女なので。そう簡単には靡かないんですの」

「ふふ、そうだったな……。だが、かまわない。いくらでも待つさ。むしろ、君のそういうところが、余計に好きになってしまったよ」


 まあ、私もフォレスト卿に惹かれないと言えば、嘘になる。

 彼は将来有望で、見た目も信じられないくらいに美しい男性だ。

 だけど、決めたのだ。

 二度と自分を安売りしない、我慢しない、同じ轍は踏まない。

 私は強い女だから。

 自分の意見をいくらでも主張していいのだ。


 リュシアン様は、いつの間にかもうそこにはいなかった。





 辺境への道は、私にとって初めてのことばかりだ。

 でも、不思議と怖くはなかった。

 私は、強い女なのだから。


 それから数ヶ月後。

 緑豊かな辺境伯邸の、静かな応接間。


 大きな執務テーブルを挟んで、椅子は二つ。

 私たちは向かい合って、山積みの書類を捌いている。

 風が吹き抜け、木々の葉がさらさらと鳴った。


「ヴァレンタイン嬢、あまり無理はしないように」

「強い女ですから、これくらい何でもありませんわ」


 書類から目を上げずに答えると、フォレスト卿がふっと笑った。


「君は本当に、その言葉が好きなのだな」

「ええ。以前は都合よく、他人から向けられる言葉でしたが……。でも、今は、自分のために使えますもの」

「私も、それにふさわしい強い男にならなくてはな……」


 その穏やかな声につられて、私も笑った。

 まるで昔からの友人のように、自然に。


 広大な領地を治める辺境伯領の仕事は、決して楽ではない。

 けれど、理不尽に振り回されるようなことは一切なくなった。

 正当な評価と、報酬、対等な関係。それだけで、十分だった。


 私の左手の薬指に、あの重たい婚約指輪はもうない。

 代わりに、実務用の銀のペンがしっかりと握られている。

 新しい指輪がこの手にはまるのは、まだ先のことになるかもしれない。

 けれど、それもかまわない。

 今はこの時間が、何よりも愛おしい。


 華美な扇は閉じたまま、テーブルの端に置かれていた。

 もう、本心を隠して開く必要はない。

 完璧な微笑みを目で作って、口元を隠す必要も、もうないのだ。


 私の強さは、私のためだけに使う。

 私の言葉は、私だけのもの。

 

 窓から差し込む午後の光が、ただとても温かかった。


まずは読んでくださりありがとうございます!

読者の皆様に、大切なお願いがあります。


もしすこしでも、

「面白そう!」

「続きがきになる!」

「期待できそう!」


そう思っていただけましたら、

ブクマと★星を入れていただけますと嬉しいです!


★ひとつでも、★★★★★いつつでも、

正直に、思った評価で結構です!


広告下から入れられます!

テンションが跳ね上がって最高の応援となります!

何卒宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
強い女⇒ただ何も出来ない弱い男 本当の実力の地位に着けて良かったのかもしれないですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ