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【第4部】勇者参上!!~勇者マストダイ! 不適格勇者を直ちに排除せよ!!~  作者: Bonzaebon
第2章 勇者マストダイ!!【誕生、勇者2号! ……逃亡中だけど。】
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第112話 カラクリは多少ポンコツなくらいが可愛いのさ。


「なんだよ! 話が違うじゃないか! あのバカは参戦しないじゃないかよ!」



 皆さんお揃いになったところで作戦会議が実施されることになったのでヤンス。メタル猫から相手の情報がもたらされたのでヤンスが、更なる情報を得るために記録されていた映像と音声を解析する事に。でも、なんか、言ってた情報と違うところがあったので、トニヤ君が切れてるんでヤンス! アニキはノー参戦なのがわかったのでヤンしゅよ!



「あ~、なんか、この子、勘違いしちゃってたみたいだね。その場にいたもんだから、参戦する……はずと早とちりしちゃったんだよ、多分。」


「使えねえヤツだぜ! ぬか喜びさせやがったな、こんちくしょうめ!」


「ちっ! これでは私の目論見が果たせない。あのお方の意向とは別に始末できると踏んでいたのに! 別件で新たな策を講じないといけない!」


「私は勇者様と当たらなくてよかったと思えるよ。ライセンス試験のときに仲良くしてたから。」



 音声からすると、イツキ君の主導でセンベイ君とキノ君の出場があっさり決まってしまったようでヤンス! アニキの出る幕はなし? そのことにカルメンさんカップルは心底悔しがってる様子でヤンスな。


 やっぱりどうしてもアニキに復讐したのでヤンしょう。レースの中で事故を装っての犯行が出来ないなら別で倒そうと考えてるのでヤンしゅ。そんな無理にコロコロしなくてもいいのに? シトラスちゃんもあっしと同じで戦いたくないみたいでヤンスな。



「散々な言いようだね。あたしゃ、傷付いたよ。カラクリは多少ポンコツなくらいが可愛いのにさ。」


「偵察に可愛げなんかいらないだろ! アンタの悪ふざけの手心がなけりゃ、いつももっと余裕でレース優勝できるんじゃないか?」


「ただ優勝するだけじゃ面白くないだろう? レースに勝つこと以外の技術にも手を入れる事で新たなモノが生まれるかもしれないし。」



 アニキがレースに出場しないことの八つ当たりにメタル猫が使われてるでヤンス! なんか、ノーラの作った物には前々から不満があるようでヤンスな。でも、元々ポンコツな様に設定されてたってのが意外でヤンス。ああいうのはカンペキな作りにするもんだと思い込んでたでヤンスよ。あっしがフィギュア作るときみたいにデフォルメ入れて現実の姿とちょっと変えるみたいな?



「ポンコツな猫の話はどうでもいいよ。なんとかして勇者をレースに引きずり出すよ。出場を決めた連中をレースの前までに始末するとかね。」


「リン、いくらなんでも掃除屋さんだからって、ポンポン人殺しするようなことはダメだよ。」


「別に殺すとは言ってない。始末するんだ。お前の方こそ、その連中をどうにかするための秘薬の一つでも作ったらどうなんだ?」


「そんな便利なお薬なんて存在しないんだよ。錬金術師はお薬屋さんじゃないんだから。」



 やっぱり強硬な手段はノーラとシトラスちゃんは嫌いなようでヤンス。やっぱり何でも始末しようとする掃除屋さんのカルメンさん達の常識がおかしいんでヤンス。でも結局、最終的に手を出してイツキ君達がやられてしまう恐れが出てきたでヤンしゅ。なんとか阻止する方向に持っていきたいでヤンスな。



「おい、どうせなら、コイツにやらせればいいんじゃないか? 解放されたということにして奴らの元へ送り出せば、奴らも油断するだろうぜ。」


「でも、そのときに逃げちゃうんじゃないの? あたしらに協力する義理もないだろうし?」


「ハハ、そのまま送り出すバカがどこにいる? 洗脳すればいいんだよ。俺らの味方って事をキッチリ教育した上でな?」


「しょええっ!? 洗脳されるでヤンしゅう!?」


「でも、どうするの、トニヤ? この犬を洗脳するには容易くても、時間はかかるぞ?」


「それは問題ないだろ? 例の”洗脳マスク”があるじゃないか? アレを使えばいい。」


「異端審問会にくれてやったアレの事を言っているのか? アレはあくまで試作タイプじゃなかったか?」



 洗脳マシュクでセンノウ! 洗脳のって処刑隊のあの人に使われてたっていう、アレ? アレを着けると理性がなくなってしまうとかとか? あっしが着けるとどうなってしまうんでヤンしゅ? 理性を失くしたら、あっしはただの野獣と化してしまうので危険だと思うんでヤンすよ! そんなの女子達に○○したり、○○○して○○○○になってしまうので、ヤバイことになるでやんしゅう!(※如何わしい妄想が過ぎるようです。)



「試しに着けてみりゃあいい。どうなっても対処くらいは出来る。所詮、犬だ。」


「ワーーーッ! 何をするでヤンしゅう! 離せでヤンしゅ!!」


「なんかこの人喜んでない? なんか積極的に羽交い締めされたように見えたけど?」


「コイツはただのドMだから、気にするな。被せてやれ。下手に暴れられるよりはマシだ。」



 なんか、顔だけに着けるマスクかと思ったら、フルフェイスなヘルメット、キターっ! あのカルメンさんモデルみたいな感じの黒バージョン、なんか邪悪な感じのデザインのヤツを今被らせられそうになってるでヤンスよ! ああ、なんかいい匂い……。このまま寝てしまいそうな感じでヤンしゅう……。

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