7/21
死の森
ナビア王国の国境には森が群生している。普段は誰も近寄らないので人間抜きの生態系が完成している。その生態系のトップに君臨しているのがアンガーベアだ。常に攻撃的であり体長は3mを越えており、片腕で大木を切り裂くことができるらしい。次点がワイルドウルフであり体長2m、非常に頭が良いらしい。攻撃力は言うまでもない。群れで行動する。また噂では大きな蜘蛛もいるとの旅人の発言もあった。そのほか、鹿やタヌキやもぐら、兎や蛇、鳶や鷹などの動物が目撃されている。
ボルトは馬車に揺られ郊外に来た。右腕は肘から先が切断され、止血されていたが完全には止まっていなかった。強力な麻薬を打たれ、痛みに苦しまずに済むが意識も朦朧としていた。
ナンバーズのNO1トニーとNO2カーチスがボルトを抱え、森の奥の大きな石に寝かせた。あとは放置するのみだ。トニーとカーチスは「手間掛けさせやがって」「馬鹿な奴だ」と小便を掛けて立ち去った。




