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新生ナビア王国
今回のクーデターから半月が立った。
王宮では即位式が執り行われている。今まさにアマリリス王女が即位し女王になった。
王宮内が拍手に沸けば、王宮の周りに集まっている民衆も拍手喝采だ。国中がアマリリス王女の誕生を歓迎している。いままでの悪政が余計に輝かしい未来の幕開けを期待させていた。アマリリス王女自身も民衆も信じて疑わなかった。ここに新生ナビア王国が樹立された。
表彰式も執り行われた。今回のクーデターを成功に導いた“特殊工作員”のリーダーであるゼファーをはじめ構成員メンバーに対し、改めて身分の保証と報奨金が授与された。
当然、ジェニーも含まれている。
そしてボルトだ。あの時のボルトの勇姿は一部の民衆に目撃されており、今やナビア王国中で時の人として喧伝されている。ボルトにはナビア王国最強の栄誉及び身分が保証されることとなった。また、騎士団団長への就任を求められたが、正式な次の団長が決まるまでの繋ぎとして一時的に受けることにした。理由は、片腕が義手のため正確な王国剣法を使えない為である。周りからさんざん説得されたがこの件は譲れなかった。いや、譲ってはならない。正当な騎士団団長の片腕が義手などあってはならないのだ。




