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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あなたと僕は5歳差

作者: りーち

何も考えず書きました

 あなたと同い年であればどれだけよかっただろうか

通学路の交わる場所から一緒に登校して、同じ下駄箱で今日の1限の数学の話をして、教室に行くまでの時間で席替えの話をして、「隣だったらいいね」と笑い合ったり、授業が終わったらあの通学路の場所までは他愛のない話をしたりできたのだろうか


僕があなたと最初に会ったのは中学1年生の頃 あなたは高校2年生だった。 家が近所だからか家族ぐるみで交流することが多かった。 真面目で優しくて少し抜けているあなたが好きだと気づくのはとても簡単だった。  僕は高校2年生になったとき あなたをデートに誘った。 何も行動していなかった自分に危機感を持ち,思い切ってデートに誘った。 そのときあなたと過ごした時間はとても長くて短いそんな時間だった。 それから頻繁にデートをしたりして僕とあなたは付き合うことになった。 空いた5年の時を埋めるようにいろんなところに行ったよね。 違う

バイトして必死になって取った免許であなたを海に連れて行った時は自分に自惚れてたんだよ? 違う

もっと早く生まれてたらなとか思うけどこうしてあなたと過ごせているから結果オーライだなって 違う

  気づいちゃったんだよ どれだけあなたと同じ時間を過ごしても あなたとの差が埋まらないことに タイムマシンなんてないからさ だからこうしてあなたの時間を止めることにした

5年後同い年になったら またどこかにいこうね




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