Report:8 機械に助けられ
次に意識がはっきりとした時、私はシャツ一丁で丸腰だった、もちろん腕と足は枷がはめられていた。
安藤「……まだ頭が痛いな……結局何で殴られたのか……?」
それは置いといて、どうやってここから出ようか……
安藤「手足が自由じゃない、手詰まりかなぁ」
にしてもここ綺麗だな、何か違和感があるな。
安藤「……綺麗でも雨漏りしてるね……」
拘束具は木でできている、それに腐っているかのようだった。
安藤「気は進まないけど、這って水のところに行くか」
私は地面を這って水のところに向かった。
安藤「これを……水に濡らして……背中で折る!」
私は思いっきり拘束具を背中にぶつけた、それでボキッっと拘束具が折れた。
安藤「これで足を削って……よし、これで大丈夫!」
私は一旦自由になったが、武装がない、どこにあるんだろう。
安藤「にしてもこのドアの向こう、敵がいるかもな……でもそれ以外に出入口がないし、そうだ」
私は拘束具が見えない角度で寝たふりをした。
安藤(これでうまくいったら驚いて腰を抜かす、その隙に逃げる)
そしてドアが開いた。
安藤(ギリギリまでひきつけろ……)
肩に手がついたかのように感じた。
安藤「今だ!」
私は勢いよく飛び起きた、だがカランカランと音が鳴った。
安藤「ん?」
明らかに人間が出す音じゃなかった、私は音の鳴った場所を見た。
安藤「……ドローンか、こっちからの声は聞こえて……ないよね」
そしてドローンは一人で外に出ていった。
安藤「ついて行ったらいいのかな」
私はドローンについて行った。
最後まで見てくれてありがとうございます。
少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!
評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!