Report:6 長い通路
安藤「げっ……長い通路だ……」
こんな長い通路、クリアリングをしないといつの間にか背後を取られているからね……
安藤「そうだ、コンタクトをつけないと」
私はぼやける視界にコンタクトをつけた、そして私の視界はクリアなものになった。
安藤「やっぱりこのすっきりとしたの、最高だね」
私は部屋を一部屋ずつ開けていった、だがそこは監獄だった。
安藤「ここに誰かを捕えてたのかな……何か手記とかないかな」
私は部屋にずかずかと入っていった、そこには白骨化した遺体があった。
安藤「放置されたっていう感じか、南無阿弥陀仏」
私はその白骨化した遺体にとりあえず簡単に念仏を唱えた後、部屋を見ていった。
安藤「……空気穴があるけど人が通れる広さじゃないな、そして飯はドアから出てくる、何故この人は死んだんだ?」
骨に損傷はない、自然に死んだのか……?
安藤「……手記とかないのか?」
私はベッドの上に座った……今はこんなことをしている場合ではない。
安藤「もー、なんでこんなことになったの?」
市松「現状を見ると、困っているようだね」
安藤「そうなんだよね、ほんと、手記とかないから手がかりがないの」
市松「ちょっとスキャンしますからドローン出してくださいよ」
安藤「そういえばそんな装備あったわね」
そして私はサポート用ドローンを起動した、こいつは便利で回復薬を隊員に撃ちこめたりスキャンをすることによって周りの物、そして人の詳細な情報が分かるというオーバーテクノロジ―じみてる物品だ。
市松「……誰か来ます、物陰に隠れた方がいいですね」
安藤「そんなものまで分かるの?」
市松「だって、機械ですから、不可能なものはないんですよ」
安藤「しっかし、のぞき見はだめだってのに、なんでのこのこと女子の部屋に来るのかしら」
私は入り口に銃口を向けた。
安藤(いつ来るんだ……)
そして精神を集中させて敵が来るのを待った。
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