Report:10 村の中心
安藤「しっ……これ以上飛び出るな、奴らがいる」
市松「あいつらの資料、あったので手元の端末に送信しておきますね」
安藤「助かる、それで、あいつらの正体はなんだ?」
市松「おそらく脳食い虫の類ですね、恐らく……いや、確実に安藤さんと化野さんにも埋め込まれてます」
安藤「何だって?」
市松「けど安藤さんと化野さんの体が脳食い虫が嫌がる何かが分泌している可能性があるのです」
安藤「あー、今その話してる暇じゃなさそうだ、後で頼む」
市松「わかりました、ってこれ、見ちゃダメな類ですね、隊員が串刺しにされて焼かれてます」
安藤「あちゃー、何かの儀式の最中だったか」
市松「儀式かは知らないですね、でも教団みたいな服装の人がいるんで、宗教関係だとは思うのですが……」
すると後ろが騒がしくなった。
安藤「……脱走したこと、今ばれちゃったのか」
化野「どうします?」
安藤「そりゃ、迎撃するしかないでしょ」
市松「あいつらの特性が分かって危険性があるので常時発砲許可を出せます、フルファイア!」
安藤「なに一人で盛り上がってるのよ」
市松「えへへ、一人じゃないんですよねー」
すると奥で声が聞こえてきた。
雨宮「そうだ、今そっちにヘリで向かっている」
市松「だそうです」
安藤「じゃ、一旦退却ってことでいいよね?」
市松「はい、けれど長期の離脱はだめですよ?」
化野「そうなのね……」
そう言って化野の銃器のお披露目式だ。
化野「私だって、戦えるもの」
FN P90が化野のメインウェポンだ、リロードに癖あるが、小柄な彼女だ、武器は合っているのだろう、だけどな、サイドアームがちょっと難がある。
安藤「仕方ないな、私も抜かねば」
サイドアームとして私はArchon Firearms Type B GEN 2を持ってきている、どうして名称を言えるかって?今言うのは野暮だろう。
安藤「さて、防衛が簡単なところに移動しながら奴らを撃つぞ」
化野「わかりました、隊長さん」
そして私たちは後退しながら発砲をした。
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