Report:1 任務開始
とある村に派遣されている先鋒部隊6名が向かったが昨日連絡が途絶えた、途絶えた理由は分からない、餓死したか、それとも地域住民の怒りを買ったか……
安藤「……どうして私が指揮隊長なんだ?」
私は安藤カンナ、妹の学費のために危険な任務をこなしている。
化野「経験で選ばれたのかな?」
出雲「多分そうですね、うん」
こいつらは私の部下だ、一応私の同じ部隊になった変な奴らだ。
夏目「しかし、ここの風景、暗いです」
安藤「曇りだから暗いんだよな」
神代「そうか、ちょっと寒いかもな」
有馬「あと少ししたら目的地だな……」
安藤「そうか……なら出撃準備だ、装備は大丈夫だよな」
出雲「大丈夫だ……誰か起こしてくれないか?」
夏目「ったく、重装備だから起きにくいんだ、ほら早く起き上がれ」
安藤「軽量化してもらえよ……」
そして目的地に着いた、私は真っ先に車から降りた。
安藤「……来い」
私は部下を連れて村の入り口に向かった。
安藤「そうだな、まずあの建物を調べてくる」
私は建物に向かった。
安藤「……誰もいないか、お邪魔しまーす」
建物に入ったが、人の気配がしなかった。
安藤「暖炉がついているな、誰かが最近までいたのか」
そして本棚にピストルの弾があった。
安藤「これ私の持ってる弾だね……どうしてここに?」
パッケージは違うが、弾は同じらしい。使えるのかはわからない。
安藤「さて、戻るか」
私は建物から出た、あいつらの姿がなかった。
安藤「あれ、私を置いて奥に行ったのかな、隊長を置いて行くなよ」
足跡はバラバラにあった、おかしいな。
安藤「……襲われたのか?」
私は足跡の一つを辿った。
安藤「!……誰かがいる」
私は見た、村人が血濡れの農耕具を持っていた。
安藤「……何なんだよこの村」
何かおかしい、この村……
安藤「あいつに連絡をしないと」
私は通信機をつけた。
安藤「……誰かいるか?」
????「あー、聞こえます、どうかしました?」
安藤「6人完全にバラバラになった、どういうことだ?」
????「6人完全にバラバラになったということは……今単独ですか?」
安藤「ああ、そうだ、あなたの名前は?」
????「市松です、一応B.A.Tのオペレーターです」
安藤「そうだろうよ、GPSで隊員の位置情報わかるか?」
市松「今検索してみます」
こいつはオペレーターの中でペーペーだ。
市松「動いていない点が3つ、動いている点は3つです。バイタルもチェックします」
安藤「ああ、よろしく、ここで全滅は御免だ」
すると前から村人が来ていた。
安藤「……止まれ」
ぼやけて見える、コンタクト入れないと……
安藤(止まらない、このままこっちに来る、どうする!?)
感情を殺して向かってきている気がする。
安藤「止まらないと撃つぞ……」
私は愛銃のArchon Firearms Type B GEN 2を構えた。
安藤「止まれ!!」
大きな声を出しても止まらない、こりゃ気絶させるしかないか。
安藤「ッチ!」
私は奴の方に鉛玉を撃ち込んだ、その隙に逃げた。
安藤「どうなってるんだよ……」
そして安全なところに向かった。
最後まで見てくれてありがとうございます。
少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!
評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!