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山篭り 袋叩き

「リーダー。マクロ船でも確認できました。間違いなく、こちらに向かってきています」

「メー メー モク モク メー」

「わかった。皆はマクロ船で待機してて。デーナは一旦、火山の中に篭っている。迎え撃つのか、どうかは赤角人に委ねる他はないな」

頂上からの景色のおかげでもあったのだろうが、タンポポ・タネにも黒い豹の細かい柄模様だけでなく、黒い大地に赤い点が描かれていくのが見えていた。恐らく、岩石の落下場所や吹き出すマグマの零れ落ちていく地点を目に映していたのだろう。サーモグラフィーで熱源や開眼状態で危険をいち早く察知することができると考えていた。火山の中に戻り、デーナを初期化して、三姉妹は目を見開いたまま他の赤角人達と視線を合わせている。

「お父さん。迎え撃つのであれば、デーナ・クロス・カシアの準備はできていますよ」

「キュ キュイ キュミ キュミ キュミ」

「彼らには熱視線もあるし、豹が高く黒い山に登れるかどうかだな。巨大になった一匹の女豹がやっぱり、気になる。あの体はやっぱり、異常だ。温泉の効能かどうか、バイオミーに送った温泉のデータでまず確認だ。それからは赤角人の見方次第さ」 


ノベルアップと小説家になろうに同時投稿

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