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48話 しろ

とりあえず、仲間になった神獣ホワイトオークを回復させる。

「お前、でかいな...」

俺は神獣ホワイトオークを見上げてつぶやく。

「小さくなれるよ!」つぶやきを聞き取ったのかホワイトオークは無邪気に言った。


その大きさでそんな風に言われても可愛くないんだよな....


そう思っているとホワイトオークはみるみると小さくなっていった。

徐々に徐々に小さくなっていく。

やがて、小型犬ほどの大きさになり、4つ足歩行をするようになった。


.....ペットだね。このサイズ、ペットじゃん。

「これくらいでいい?」ホワイトオークは言った。

「いいぞ。それで、お前の名前は?」神獣ホワイトオークって長いんだよね。


「んーないなー。俺は白いからしろでいいよ!」

....そんな適当でいいの...?

まあ、本人が言うならいいんだろう。

「じゃあ、しろだ!よろしくな。俺はトシキだ!」

「うん!よろしくトシキ!」

しろはにっこりと笑っている。このサイズになるとなかなか可愛い。


それで...何しにここに来たんだっけ....

あ、そういえば、食材を探しに来たんだった。


.....オークの肉使おうと思ったんだけどな...しろの仲間はもう、しろのおなかの中だし,,,,


まあ、ほかの食材探すか....

「なあ、しろ。この辺で畑とか農園見たい場所ないか?」

「えっとねー、こっちのほうにいつもつまみ食いしてる農園があるよ!」

さすが、害獣オークだ。よく知っている。


「じゃあ、案内してくれ。」

しろに案内されて近くの農園までたどり着いた。


「すみませーん。どなたかいらっしゃいますかー。すみませーん。」

玄関前の鐘を鳴らしながら、呼ぶ。

「あ、はーい」

声が聞こえ足音がこちらへ向かってくる。

俺はしろが勝手に食い荒らさないように両手で抱き上げる。


ガラッと扉があき、年配の女性が出てきた。農家のおばさんという感じだ。

「あら、どちら様?」

「えっと....料理人のものです。」

「料理人....?お名前は?」

おばさんは少し不安そうな顔をした。

「えっと...トシキです。」

「トシキさん....そんな料理人いたかしら....」


もしかして、料理人に詳しい.....?俺は料理人として認知されていないから、詐欺だと思われてる...?料理人はレアだからもしかして....

「あの、料理人として申請したばかりで....」

「ほんとかしら。」まだ信じきれてないような顔をしたまま、おばさんは言った。



「それで、どんな用なの?」


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