36話 魔物
炎人間に塩作りを任せている間に食料になるものを探したい。
海から走っている俺はそう思いながら、またワイルドオークのような食べられそうな魔物を探そうとしていた。
さっきの森の方に行けばまたいるかな....
そう思いながら走力増加で走っていると、遠くの方で叫び声が聞こえた。
「うわーー」
そして、叫び声に加えて魔物のような声、ドスンドスンという音。
人が魔物に襲われているようだ。
これはチャンスだな。うまく行けば美味しい食料が見つかる。
声のした方を音を頼りに走って向かう。
こっちだな。森を抜け、開いたところには人間が3人と、ものすごい大きな魔物が4匹いた。
....こりゃ人間負けるな。
「離れてください!」
そう叫んで最強のスキル『絶対零度の氷獄───永久凍土』を使うことにした。
俺が叫んだ瞬間に3人は迷わず後ろに飛ぶようにして下がった。
「お前、死ぬぞぉっ!」
嬉しそうに言う。
「死ぬんじゃねぇぞ!」
もう一人も、死ぬのか...という風に期待の眼差しでこっちを見てくる。
もう一人は黙ったままだ。
じゃあ、いきますか。
ふっとばすぞ。
「絶対零度の氷獄────永久凍土!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
前回の経験を活かして、スキルを発動させた瞬間に後ろに下がる。
一瞬にして周りの空気が張り詰めた。そして目の前が凍りつく。
今回はしっかりと避けきれた。前回はすれすれだったからな.....
前を向いて確認する。
魔物はもちろん周りの木々まで凍りついている────はずだったが、魔物を一体逃したようだ。
範囲が足りなかったらしい。目の前の凍った3体が邪魔で生き残った1体には届かない。
とりあえず、前の魔物3体の魔物のステータスを確認する。
スキル『ステータス確認』を発動させて確認する。
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ハイワイルドオークA ハイワイルドオークB ハイワイルドオークC
HP:17/1673 HP:26/1891 HP:10/1733
MP:0/0 MP:0/0 MP:0/0
スキル:なし スキル:なし スキル:なし
属性:なし 属性:なし 属性:なし
耐性:氷・炎 耐性:氷・炎 耐性:氷・炎
異常状態:瀕死 異常状態:瀕死 異常状態:瀕死
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え?まだHP残ってるの?




