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コーノの詩集

当たり前の歌

作者: コーノ

酒は臭いです

サケは赤いです

手紙を書くのは緊張します

空は青いです

蜘蛛は嫌いです

命が尽きたら人は死にます



傘は忘れがちです



(うお)は泳ぎます

記憶は飛びます

這い寄る恐怖は怖いです

犬は鳴きます

人は愛します

煙草は害を及ぼします


ぼくは

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです



物音がすると怖いです



思い出は思い出すためにあります

ガラスが割れると驚きます

大きな音で、 我に帰ります

窓を開けると、何もいません

空は青いです

何もいません

蜘蛛は嫌いです

何もいません

酒を飲んだら全部忘れるのに

君のことだけは忘れません

(それくらい好きなのに、

君のことだけは忘れません)



ぼくは

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

当たり前に君が好きです

じゃあ

当たり前に好きな君

当たり前に好きな君

当たり前に好きな君が

この世界にいない不自然も

きっと当たり前のことなんでしょうか



昔昔の、今日の真夜中

僕の隣にいた君は

星のひとつになりました

当たり前に死んだ君は

当たり前に光る星のひとつになりました



朝は明るく夜は暗いです

星は綺麗に輝きます

窓を開けたら何もいません

君のことだけは忘れません

酒を飲んでも忘れません

犬が鳴いてて、僕が泣いてて

夜の星は輝きます

当たり前です

当たり前です

当たり前のことなんです

寿命が尽きたら人は死にます

当たり前のことなんです

病にかかると、早めに死にます

当たり前のことなんです

人が死ぬ時、人は死ぬのです

当たり前のことなんです

愛する君がいないのは

朝が明るく夜が暗いように

当たり前のことなのに

僕はそんなの受け入れないので


当たり前に死んだ君は

僕の当たり前ではなくなった


当たり前に君が好きです

当たり前に君が好き です

君がいるのが当たり前

君が好きなのも当たり前

今日も当たり前に君を愛します

こんにちは、コーノです。無性にラーメンが食べたくなる時ってありますよね。私は家系ラーメンが好きです。ほうれん草増し増し。

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