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これから
時間をかけてゆっくりと
この街にいると、
夢と現実が交差する。
止まった時間のように何もない
休みの日はいつも1人部屋のベッドで過ごし
職場は薄っぺらい感情がうずまく
ただ漠然と過ぎて行く時間の流れに
少しづつ感情がなくなって行くのを
映画を見て気がつく。
このまま死んで行くんだ。
そうは思いたくない。
そうは思いたくないが、
感情が揺さぶられる。
ただやりたいこともない、
体力もなく、
ただひたすらやりたい事を探すため
ネットニュースをめぐる
涙はもうでない
そんな感情もなく
時間が過ぎるのを待つ、
やりたい事を探すのを諦めた。
時間が早く過ぎるように、
夢中になれる事を探す
それは、
現実逃避と同じなのかもしれない。
明日、また朝になれば仕事に行く。