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ウルVs. メア

僕がネルに勝利していった後、順調に試合は進んでいくが・・・・・・


見てて思ったことが一つだけある


皆レベル低すぎないかな?


まぁ、模擬戦の順番を見ている限り総合魔力の低い順番に一対一で戦っているようだから順番が早ければ早いほどレベルが低いのは理解できる


しかしながら僕の記憶が正しければもう総合魔力が銀レベルの人たちまで来ているのに未だに無詠唱すら使っている人達がいない


まぁ、最初に比べれば十分見応えはあるんだけどさ


それにウルの試合になれば嫌でもそれなりに見応えのある試合になるんじゃないかな?


相手のメアがウルの相手になるのならだけど


下手したら同じ総合魔力が金と言っても相手にすらならない可能性がある


そんなことを考えつつも試合を眺めていると、遂に最後の試合・・・・つまりウルとメアの試合になった


審判の先生が注意事項を説明し、試合開始の合図を送る


その瞬間、ウルの上空に炎が集まり鳥の形を成す


「-幻獣召喚-朱雀」


そう、ウルはユニークジョブ『幻想召喚魔術師』等という職業で普通の魔法を使うことはできない


しかし、魔力を具現化させて想像上の生物を産み出せるためあんまり関係なかった


それに対してメアの周囲を黒い霧が覆い、彼女の周囲に幾つもの剣が出現する


『闇剣舞-乱-』


どうやら何らかの魔法に見えるが恐らくオリジナルスペルで彼女もウルと同じように無詠唱だ


メアは回りに幾つもの剣を浮かべたまま突進し、手を振るう


その手の動きに合わせて剣が動き、ウルを襲おうとするが、朱雀が口から吐く炎弾が中々にメアを近寄らせない


ウルを襲おうとした剣も炎弾によって打ち落とされている


『闇剣舞-爆-』


そうメアが呟けば、今度は剣が一斉にウルめがけて飛んでいく


流石にこれは炎弾だけでは打ち漏らしがでると判断したのか、朱雀は剣とウルの間に自らの体を飛び込ませると、その剣全てをその体で受け止めた


それと同時に剣が爆発する


「おい・・・・なんだよこの試合」


「さっきから無詠唱ばっかりだぜ?」


「さっきまでの試合とはレベルが違いすぎる・・・・」


周りで見てた奴もザワザワし始める


流石にあの数の爆発を受けては朱雀も形を維持することはできなかったようで魔力が散っていく


そこをチャンスとばかりにメアが再び作った剣でウルを襲うが


「-幻獣召喚-玄武」


今度は地属性の全てを防ぐ盾に遮られる


「・・・・・・ッ!!」


そしてメアも気づいた様だがもう遅かった


「-幻獣召喚-白虎」


メアの後ろに回り込んでいた風属性の虎、白虎の爪がメアを襲う


「クッ・・・・・黒の波動」


そう呟いた瞬間メアの後ろに黒い何かが現れ、白虎を飲み込んだ


「えっ!?」


しかし、その黒い何かも白虎を飲み込んだ直後に消えてメアが膝をつく


気のせいか肩で息をしている


「まだまだ扱いきれない・・・・・これ以上やっても勝てないだろうし・・・・降参」


メアの宣言に審判の先生が宣言する


「勝者!ウル!」


まぁ、ウルが勝ったのは良いとして


メア・・・・・か


最後に出してたあの黒いの何だったんだろうか?

今回姉であるウルちゃんの職業が明らかになりました


ステータスなどはまた後日となります

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