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姉弟15歳

15歳になった


相変わらず僕たちは外に出たことはないんだけど、少しずつ強くなっていってると思う


ちなみに未だにウルとの模擬戦は5分5分だ


「よし、今日は二人に話がある」


そんなある日、父さんが僕たち二人にあるお話を持ってきた


「二人とも15歳になったようだし学校に通ってみないか?」


「・・・・・・学校?」


「・・・・何それ?」


その言葉に父さんが体制を崩しかけるが知らないものは知らないのだ


「ふふふ、そういえばウル達には学校について話してなかったわね」


母さんがニーナさんと共に飲んでいた紅茶のお代わりを持ってきてくれた


「ありがとう母さん。それで、学校って何なの?」


「学校っていうのはね?同じくらいの年齢の子ども達が同じように勉強する場所よ」


なるほど・・・・・母さんの説明で一応理解することは理解できた


・・・・・・・でも


「それ、私達がいく必要あるの?勉強だって父さんが教えてくれてるのに」


うん、ウルに言いたいことを言われてしまった


「まぁ、俺たちだけじゃ教えきれない所を教えてもらうっていうのと、後は友達を作るっていう目的があるかな。信頼できる仲間っていうのは一生物だから」


父さんが遠くを見ているような目で語る


友達かぁ・・・・・・


父さん母さんとシフルさんソラさんみたいな関係はずっと憧れてきていたのだ


「うん、そう言うことなら学校に行ってみたいかな」


ウルもそう思っていたようで僕の言葉に同意するように頷く


そう言う僕たちを見て一瞬父さんが寂しそうな顔をしていた


ん?どうしたんだろう?


「よし、それなら外にいく準備をしておいで。学校のある街までは母さんが送ってくれるし、後はニーナとタマに任せているから」


「ん、了解よ」


「任されたの~」


どういうこと?ニーナさんとタマさんに任せてる?


「学校は住み込みでメイドや執事などの世話係は一緒に連れていくのは可能だけど、親は一緒にいちゃダメだからね」


「え?」


つまりそれは僕たちと父さんが別れるってことで・・・・


「まぁ、たったの3年の話だ。授業参観もあって授業を見に行くこともできるし、長期の休みもある。3年の間ずっと会えないって訳でもないんだ」


俺たちは二人で顔を見合わせると一つ頷いた


「後学校に入学するための試験は三日後だから急いで準備しておきなよ。明日の朝には出発するから」


父さんの言葉に僕たちは一気に階段をかけ上る


それにしても学校か・・・・・楽しいところだといいけれど

一応次回かその次辺りから学校編スタート予定です


序盤なため、そこまで面白くないかもしれませんが最後までお付きあいお願いします

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