アムvs. メア
昨日は投稿できなくて申し訳ありませんでした
バイトで大変なことがあり投稿なんてしている余裕がなかった・・・・・
これからも可能な限り投稿していくのでよろしくお願いします
「それでは今から模擬戦を始めます。ルールは基本通り。魔法もスキルもギフトも使用は可能です。しかしアイテムの使用は不可で、武器はこちらで用意した模擬戦用の物を用意してもらいます。二人とも何か質問は有りますか?」
「ない」
メアが即答するが僕にも特に異論はないんだよなぁ
「僕もありません」
僕たちの返答に先生は頷くと
「それでは試合を始めます」
と宣言して一歩下がる
それと同時にメアは魔法の展開を終えていた
相変わらずの魔法構築の早さだ
『闇剣舞-乱-』
黒の剣が僕を串刺しにしようと迫り、勿論僕はそれをかわすことなどできずに・・・・・
無数の剣が僕を串刺しにした
誰もが終ったと思ったその瞬間
僕を串刺しにしていた剣は一本残らず消えてしまった
「・・・・・・・!?」
さてと、今度は僕の番だね
「魔回路起動」
僕の呟きに応じて僕の体を黒いオーラが纏っていく
ネル相手にはここまで使わなかったからな
この学校では初のお披露目だ
「ダークドライブ」
その言葉と共に僕はメアに向かって駆け出した
「・・・・・っ!!」
そんな僕にメアは焦り、新たに生成した剣で僕の拳を受け止める
その瞬間やはりメアの剣は形を崩して僕のオーラに吸収されていく
そして、僕の拳はそのままメアを殴り飛ばした
しかしメアも殴られた瞬間に後に跳び、衝撃を殺していたようだ
すぐに体制を立て直すと再び剣を生成する
「どうやら君は私の魔法を吸収しているみたいだね」
まぁ、あれだけ派手に使っていたら流石にばれるか
まぁそれでも少し強がっておこう
「だとしたら?」
「吸収させなければどうかな?『闇剣舞-爆-』」
っと・・・・確か爆発するやつか
その対処は正解だ
僕は舌打ちしそうになりながらもメアへの距離を詰める
爆発させる系統の攻撃相手には接近戦を仕掛けるのが一番だ
近づいたら巻き添えが怖くなり爆発物の使用が難しくなるし
それに、ある程度距離を詰めたら爆発する前に吸収することも可能だろうし
しかしそう来るのをメアは知ってた・・・いや、誘っていたのだろう
メアの口端がつり上がる
その途端に足元に魔力を感知する
これはヤバイかも・・・・
この場から離れないとヤバイと感じた僕は間一髪で後ろへと跳ぶ
『爆』
その言葉と共に僕が立っていた場所が爆発した
それと共に僕に襲いかかる大量の礫
「魔力以外を・・・・吸収できる?」
まぁその答えは・・・・無理
だけど
「ダーク」
僕の周囲に無数の黒い塊が現れた
闇系統呪文初歩中の初歩『ダーク』だ
無数のダークは礫を粉砕しながらメアに向かう
「っ!!」
メアの周囲に浮いている剣が扇風機の羽のように回転して全てのダークを叩き落とした
その隙を逃さないようにメアの背後から模擬戦用の剣を突きつける
しかし、それと同時にメアの剣も僕の喉元にあてがわれていた
どれだけメアは僕の動きを読んでいるのさ・・・
まぁ、なんにせよこの勝負の結果は
「両者引き分け」
まぁ、そうなるよね