バスの中
1話1話が、短い文章になることが、多くなります。
スミマセン
バスの中では、クラスメイト達が、うるさかった。異世界いったらどうする? とか、職業は何になった? とか、
それは、隣に座る幼馴染も例外ではなかった。
「ねえねえ、悠ちゃんは、異世界いったらどんなことしたいの?」
「俺は、何にもしたくない。争いは、苦手だから」
「そうだね。じゃあ職業は何になったの?」
「勇者かもしれない」
「勇者すごいじゃん、私なんか、大魔導師だよ」
「大魔導師もすごいよ、十分。俺も勇者か、どうか本当は分かんないよ」
「何で、夢で勇者って、言われたんだよね。それなら、勇者だよ」
「そうかなぁ」
そんな会話していたら、目的地までもうすぐのところまで来ていた。
「まず、目的地に着いた後のことを説明させていただく、目的地に着いたら、バスから降りて、私に着いて来い。お前たちが、これから住むであろう寮まで案内してやる。そして、寮に着いたら、部屋割りをして、自分の部屋に行って荷物を置いて、寮の前に出て来い。もうすぐ見えて来る頃だ。ほら、見えてきた」
そこには、とてもでかい施設があった。
俺たちは、寮に着いて、自分の部屋に着いた後、何もすることがなかったので、すぐに寮を出た。
寮の前では、寮を利用するにあたっての、注意事項を言われた。
「注意事項が終わったが、もう夜の9時だ。食堂で夕食を食べて、風呂にでも入って寝てもらいたい。明日からが、お前たちが行く世界についての授業だからな」
そう言われ、俺たちは、言われた通りにした。
異世界に行くまで、後1日しかないこと、異世界で死んだら、こっちの世界で死ぬこと、そして、3日に1度のペースでこっちの世界に帰ってこれること、色々なことを教えてもらった日だった。
お読みになってくださり、ありがとうございます。