光キノコとパーティーの始まり
すみません、遅くなりました。
そして、短いです。
本当にすみません。
「真っ暗や何も見えない」
現代人である引田は、火が起こせなくて困っていた。
「こんな時は異世界の対策授業で習った夜で真っ暗で何も見えなくて、何も持ってない時、少しでも周りが見えようになるかもしれない方法を試してみるか」
そう言って、引田は目をつぶった。
引田は、授業で暗闇に慣れる方法を習っていたのだ。
「本当に暗闇に慣れるんだ、知らなかった。ひとまず、夜問題はこの方法で解決したとするか。
でも、この方法はあまり良くないな。
見えるようになったとは言っても、視界が悪い。これじゃ、突然襲われても、対処できない。何か、光になるものはないかな」
そう言いながら、歩いていると前の方に薄明かりが見えてきた。
「光が見えるぞ、行ってみるか。
ここは前にゴブリンと戦った広場じゃないか。
何でここが光っているんだろう?
これは何だ。これはキノコなのか?
こんな時こそ、『鑑定』」
光キノコ
説明:光キノコは、土にはえている時、
青い光を放ち、土から離れた後も一定時間光を放ち続ける。
食べることもできる。
「こんなキノコがあるんだ。異世界っていうのは、不思議だ。これで夜問題も解決したかもしれないぞ。
ここに家を作りたいな。よし決めた、明日は、ここに家を作るぞ。
そして、どこで寝よう。」
引田は、その日の夜、その広場の近くの木と木の間に隠れて過ごした。
一方、他のクラスメイト達は、王城で王家の方々や貴族達と一緒にパーティーをしていた。
「初めまして。私は、このタキア王国のルノワール・タキアである。
この度は誠に申し訳ないことをした、
君たちを私どもの勝手でこの世界に召喚してしまって。
だが、今はパーティーの時間だ。
楽しもうではないか、
それでは、魔王討伐を願って、乾杯」
「「「かんぱい〜〜」」」