2.『アリーチェと魔法の書』
『アリーチェと魔法の書』
出版社:静山社
長谷川 まりる (著), 松井 あやか (イラスト)
主人公の女の子アリーチェは、最初から強い子ではありませんでした。
どちらかというと迷ったり、うまくいかずに落ち込んだりします。
しかしその「うまくいかない所」が親しみやすく「自分と少し似ているかもしれない」と共感出来て自然と応援したくなります。
タイトルにもある「魔法の書」
これはただの道具ではなく、アリーチェの心を映す「不思議な本」の様なものです。
読んでいると「魔法の本」というより「心をつなぐ本」という感じがします。
力があるから凄いのではなく、それをどうやって使うかが大事なんだと気づかされます。
アリーチェは冒険の中で色々な仲間に出合います。
最初は喧嘩したり、お互いを信じられなかったりしますが、少しづつ距離が近づいてきます。
その関係が凄くリアルで「本当の友達とはすぐにはできないもの」と思わされます。
だからこそ仲良くなった時のシーンが凄く心に残ります。
『アリーチェと魔法の書』には大きなメッセージがあるように思います。
それは「言葉には力がある」という事。
優しい言葉は人を勇気づけ、きつい言葉は人を傷つける。
それこそ魔法のように言葉は形を変えて相手の心に刺さります。
言葉は本当に強い物だと思います。
アリーチェの冒険はただドキドキするだけではなく、自分の生活にも繋がっている気がします。
なので読んだ後に「明日から少し頑張ってみよう」という気持ちになれる本だと思いました。
この本はただの魔法ファンタジーではなくて
・友人の大切さ
・言葉の力
・自分を信じる事
を教えてくれる凄く温かい物語でした。
もしまだ読んでいない方がいたらぜひ手に取ってみてください。
きっと冒険に参加しているみたいにワクワクできると思います。
こんにちは、ボアと申します。
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