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75話 アウレ連邦8

75話 アウレ連邦6


アウレ連邦までの道のりは平和だった、、、いや、モンスターは出てきたけど、魔法使いさんが索敵をして発見したら、三人で戦闘をして残り二人は馬車付近で待機という流れで動いた。

パーティーで動くのって本当に楽だね!

単純に警戒する敵の数が減るし、役割分担できる。そして何より皆さん私より強い!



アウレ連邦側に入ってからは、ゴーレムとかロック〜とかが多くなってきて、魔法での攻撃を多用するようになったけど、他のメンバーは普通に物理攻撃で対処していた。

刃こぼれしないの?って聞いたら、使ってる素材がいいから、この辺のゴーレムぐらいの硬さなら刃こぼれしないらしい。

それ以外にも魔法で刃を保護する方法もあるらしくて、簡単なのは土魔法で覆って鈍器化するらしい。


他のメンバーからは私の樹魔法について、アレはできないの?とか、コレはどうなってるの?とか色々質問された。

特にボムズの破壊力は凄い食い付きだった。

色々質問してくれたおかげで、樹魔法の新しい発想が生まれたから、私としてはラッキーだったね。



そんな感じで仲良くしてもらいながら、五日間の道のりが終わって、今回の目的地アウレ連邦首都ルラーに到着した。





ルラーの街は扇状になっていて

両端と中央の通りに鉱石などを取引している店があり、その隣に鍛冶屋、それに挟まれるように武器・防具の販売店があり、街の奥の方に宿屋や住宅などの生活区域がある。

あとは生活区域の手前に市場と蚤の市があって、蚤の市ではまだ工房で修行中の職人さんや、流れの職人が露店を開いて商品を売っている。

扇状の街の形状の理由は、扇の広がった先の延長線上に各部族の町があるから、入街する時に混雑しないようになっているし、鉱物の特徴も現れるから、合理的な作りになっている。

街並みはこの地域一帯にある石や鍛冶の熱にも耐えれるようにレンガを基調とした建物が多い。

住んでる種族はドワーフの原種人が八割って感じかな?


今日は手配している宿に寄って、明日は休みで明後日にマァリッシュの説明会になる。



〜ルラー到着二日目〜

今日は午前中に明日のミーティングをして、午後からは完全に自由になった。

私は明日は演武と実践になる。演武は事前に父さんに指導してもらったし、来る途中でも練習していたから、それで問題なし。


今日は鉱石とかを見に行くんだ!!



鉱石市場はドワーフ族がメインだけどチラホラ別種族の人が行き交っている。

商人風の人や鍛冶師風の人。みんな鉱石を見て色々交渉していたりする。

真似をして鉱石を触って重さや光に透かしてみるけど、どうしよう。

全くわかんない。

そもそも私鉱石見ても良し悪しわかんないし、みんなコレ何の為にやってるの??

いや、あわよくばミスリルが安く手に入るなら、ラッキーって思ってたけど、どれだけの量が必要かもわかんない。

職人だらけの所で素人が「すみませ〜ん、ミスリルで片手斧作りたいんですけど、どれだけいるんですか?」なんて聞いたら、よくわからない質問色々された挙句、変に大量に買わされそう。

まぁ、そもそもそんなに買うお金ないんだけどね。

ははは。


もぅこの際綺麗な石を探しながら歩いて、武器防具の通りにいこう。


武器といっても鞭は買い替えるなら、魔力操作ができる魔鞭か線鞭(魔)にしたいんだよね〜可能なら樹魔法のモンスターの素材。

刃物は片手斧のマァリッシュは当たり前だけど、まだアウレ連邦にはないし、投げナイフはもってる。

残りは解体用のナイフ、確かにコレはもぅ切れ味最悪だ、ほぼ切り裂いてる状態。確か店売りの「初めての解体用ナイフA」みたいなやつだったはず。




何店舗かお店に入って、解体用ナイフを探すけど、なかなかのお値段ね。

出せる値段だけど、ちょっと予想より高いかな〜

いい物にはちゃんとお金を出すのは当たり前なんだけど、刃の長さ重さ重心とグリップのなじみ具合がピタっと合わないんだよねぇ。

グリップに関しては滑り止めの布を巻くからある程度は馴染ませれるんだけど、なんだろ、コレだーってのに出会わなかったんだよね。



蚤の市に移動してウロチョロしてたら、普通は完成品だけ並んでいる店が多いんだけど、完成品以外に、刀身と柄が分かれて置かれている店があった。

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