67話 雪のインビシ8
67話 雪のインビシ8
「ごめんねぇ〜危なそうだったからぁ、手出ししちゃったぁ〜」
「あ、いや、助かったから、全然大丈夫だよ。
むしろ、助けてくれてありがとうね。」
「よかったぁ〜秘策があるのにぃ〜って言われなくてぇ。」
「けど、どうして魔法が暴走したんだろう?尻尾が切れたのと関係あるのかな?」
「あるんじゃない〜?!」
「んっ?!そうなの?」
「あの子魔法使う時にねぇ、尻尾に魔力が集まってたでしょぉ〜?それを切ったからぁコントロールできなくなったんじゃないぃ〜?」
「ん?どういう事?」
「水が魔力だとするでしょ〜?川に流れてる水の流れを一気に止めたりするとぉ、氾濫しちゃうでしょお?インビシが魔法を使う時にぃ、尻尾に魔力が集まってたからぁ。同じかなぁ?って思ったのぉ。」
「そうなんだ!それを聞いて納得したとしても、私には一瞬でそんな事できないや。」
「そうかなぁ?投げナイフ投げたりぃ対応できてるからぁ、できると思うよぉ〜。」
「ん〜頑張ってみるよ。」
その後四つめの罠を見に行ったけど、いたのはボアというイノシシ系のモンスター。
魔法使いちゃんが「次は私ぃ〜」って言ってサクッと倒した。
ボアは少し癖があるけど、美味しいお肉が取れるんだよね〜。
今夜は宿でボア肉焼いてもらおうかな?
帰り道は、オクトレグを仕掛けた二つの罠の場所を見て帰り、そこにいた雪のインビシを魔法使いちゃんがサクっと魔法一発で倒していた。
やはり否めないチート感。
他にはフォレストウルフやオロン(大きいトナカイみたいなモンスター)が狩れたよ。
ベースキャンプに戻って、用意してくれていたご飯を食べて、村まで戻り、素材の分配の話になる。
「じゃぁ分配の話をしようか!事前に言ってた通り、今回はパーティー全員均等に分配でいいかな?欲しい素材があったら、それぞれ交渉する感じで。」
「私はそれでもいいよぉ〜」
「二日目の分はそれでもいいけどっ!三日目は俺は何もしていないぞっ!いいのかっ?!」
「ご飯作ってくれたり、ファムちゃん守ってくれてたから、別にいいんじゃないの?」
「サボってたわけじゃないんだからぁ、いいんじゃないのぉ〜?」
「わたしもいいの?」
「ファムちゃんだけダメとか、そんな変な話はないよ。」
「そうだよぉ〜。」
「やったー!!!」
「で、とりあえずメインの雪のインビシは五匹だけど、凄い中途半端だよね。
一人一匹貰えたとして、、、
後はボア一匹、フォレストウルフ一匹、オロン三匹、ホワイトグリズリー六匹、ワイバーン二匹、アイスゴーレムのコア、ゴブリンの魔核多数、、、」
いや、雪原組狩すぎじゃない??
なんか、取り仕切った私がそんなに狩ってないっていうね、、、ありがとう雪原組、、、
「とりあえず人数分あるやつ分けて、欲しいモノ言ってみる?」
「私はぁ〜インビシの尻尾四つ欲しいなぁ〜。」
「確か雷魔法の発動触媒だったよね。」
「俺は特にないかなっ!魔核多めに貰えたらいいぞっ!」
「私はワイバーンかなぁ?」
「わたしは、、、ホワイトグリズリーが貰えたら嬉しいんだよね。」
「じゃあとりあえず私のインビシの尻尾あげるよ。」
「あれぇ?メティスさんインビシの尻尾はいらないのぉ?魔法の触媒になるよぉ〜。」
「ん?だって四つないとダメなんでしょ?来年また来るか分からないし、集めれなさそうだから、それならいらないかなぁって。」
「簡単な雷魔法ならぁ、一つでもいいんだよぉ〜。私のはぁちょっと特殊なのぉ〜。」
「そうなんだ!じゃぁ確保しといた方がいいのかな?」
「俺はいらないから、俺の分はあげるぞっ!」
「わたしも尻尾はいらないんだよね。」
「やったぁ〜ありがとぅ〜みんなぁ〜。」
「じゃぁ〜次はー、、、、、」




