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48話 野営訓練15

48話 野営訓練15


そうか、一種類じゃなく、二種類使えば良いのか!!

オクトレグの種をアルソミトラにくっつけて、魔力操作をして、変異種の所まで飛ばす。



魔力操作の魔力を風魔法のイメージを使ってアルソミトラを飛ばすと効率よく動くけど、相変わらず魔力はごりごり減っていく。。。

変異種の動きが速くてなかなか捉えれない。

上手く近くまでいけても、風魔法で飛ばされちゃう。

変異種が風魔法を使った直後に一瞬硬直するんだけど、吹き飛ばされると離れすぎてダメだし、風の影響を受けないぐらい遠いと届くまでに硬直が解けるんだよねぇ。


自前の速度じゃ間に合わない。


タイミングよく、更に加速しないと。。 


悩んでいる間にも、みんなの傷がどんどん増えていく。


う〜風魔法で勢いをつけるのは〜


って私はバカかー!!

ついさっき教えてもらったばっかりだ!

風魔法は回転を上げると威力が上がるんだった!


空中で縦回転させるように動かしてどんどんスピードを上げてタイミングを計る。



変異種が風魔法を使ったタイミングで、その風も利用して、回転させ勢いをつけて着弾!


「みんな離れて!!!」


着弾したオクトレグを全力で成長させる。

イメージは粘っこく絡ませて、動かせないように。

解体した時の構造を思い出して、関節を固める!動きの起点となる部分を抑えるようにする!


風魔法で抵抗されるけど、


どんどんオクトレグを成長させる。


つるは風で切れ、動いて引きちぎられる。


ダメだ!どんどん剥がされていくよ。


もっと踏ん張らないと!


魔力操作のせいもあって、魔力がもぅほとんどないけど、


出来る限り時間をかせがなきゃ!!


う〜〜〜がんばれ私〜


無我夢中にオクトレグを成長させる。




「おまたせぇ〜。」

魔法使いちゃんが杖を構えて、変異種に向かってかざすと、

ドガラガラガラガラードーーーン


凄い音と衝撃が!!


音が鳴り響き、変異種の方を見ると

所々焦げて、硬直している。

倒したのかな?


ネアカ君が突然走り出して変異種に向かっていく。

硬直していた変異種が意識を取り戻して、前足で叩きつけるような攻撃をしてくる。

それを避けてトンファーで喉を突き、足への回転打ち、体勢が崩れた所を駆け上がり、頭頂部への一撃。

よろける変異種


遅れて他のクラスメイトや先生が攻撃にいく。

槍で顔を狙い怯ませ

剣で足元を切りつけ機動力を奪い

斧で骨を砕き傷を広げる

魔法で凍らせ自由を奪う

足が折れ、肉が削がれ、目が潰され、最後は両手斧での一撃でクビが落とされた。



勝った、、、


勝ててよかったよ、、、




ふぃ〜

もぅ本当に魔力が空っぽで、動きたくない。



周りが優しい光に包まれて、身体が少しずつ楽になっていく。

横を見ると魔法使いちゃんが光魔法を唱えてみんなを癒やしている。


「ねぇねぇ。」


「なぁに?」


「これって光魔法だよね?魔力大丈夫なの?さっきから凄い魔法連発してるよね?」


「大丈夫だよぉ〜私光と雷の属性持ちだからぁ〜」


「え?!凄い!!じゃぁさっき使った凄い音のやつって、雷魔法なの?」


「そうよぉ〜雷は攻撃力高いし硬直してくれるから、便利なのぉ〜。」


「すごーい!今度もっと見せて欲しいなぁ」


「いいよぉ〜かわりにメティスさんの樹魔法も見せてねぇ〜」


「うん。いいよ。」



あ!卵大丈夫かな?!


、、、


、、、



うん。多分大丈夫!ヒビも入ってないし、ちゃんとあったかい。

というか、いつ孵化するんだろう?

その後何したらいいんだろう?

ファムちゃんに聞かなきゃ。



その後変異種と素材として使えそうなフォレストウルフをマジックバックに収納して移動になった。


撤退戦が気がつけば殲滅戦になってしまい。

重傷者 二名

軽症者 十二名

死者 無し

フォレストウルフ 五十体(推定)

フォレストウルフ変異種 一体


この規模の戦闘で騎士学校の一年生が、この程度の被害で済んだのは、あり得ないくらい優秀らしくて、魔法使いの一挙殲滅と、近接班の連携が素晴らしかったと騎士団の方から誉めてもらえた。


というか、私は魔法使いじゃないんだけどね。


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