個性的な大陸
愛梨が普通の大陸を設定し終えた頃
「やっぱドラゴンはロマンだよな、爬虫類系はサイコーにかっこいい」
信の選んだ地形は山山山山アンド山の高山地帯が中心で、ドラゴンの住む山の麓には一応森を配置
何も考えずにやっているかのようだが、一応水場は設けてあるようだ、まあ死んじゃうもんね水ないと。
北方にドラゴンの住む山を配置し、南方には鉱山地帯を配置、そこにドワーフを住まわせていた。
北方の山の麓にはドラゴニュートが集落を作り、その近辺の水場にはリザードマンが生息している、爬虫類パラダイスである。
そこにロマンがあるのだ。
中央部分は全体的に荒野になっており、岩ゴローッ草コロコローッたまにサボテンみたいなガンマン映画にでも出てきそうな荒野が広がっている。
そこにもロマンがあるのだ。
荒野には猫獣人が移動集落として点在しているようだ、流浪の民的なイメージらしい。
そこは個人的な猫スキーとしての趣味があるだけだ。
ドラゴン地方にはドラゴンの他、ワイバーンや地竜など竜系の宝箱や~くらいの勢いで魔物が詰め込まれ、麓の食糧事情を鑑みてなのか森にはイノシシやシカなどのお肉系動物が配置されていた。
鉱山地帯にはドワーフが住んでいるのもあってそこまで強い魔物は配置していないようだった、いなくもないというレベル。
荒野は基本的にネズミ系の魔物を配置していた、猫・・・(察し)
信のキャラの見た目とはかけ離れたむさ苦しい、非常にむさくるしい大陸が出来上がっていた・・・。
「やだかっこよすぎるこの大陸」
とても残念イケメンを地でいっている。
と、そんな感じで信の大陸の初期設定は無事?完了するのであった。
にゃんこだけが癒し。
そして澄香だが
「ひょ~~っ!植物☆パラダイス!!」
凄いテンションで木を配置していた。
位置関係的には西に信、東に愛梨、北の大陸担当が澄香になるのだが
試され過ぎている。
大陸中央部に山のようにでかい木が存在していた。
いわゆる世界樹的なアレである、世界ツリー。
そこから広がる森・・・森・・・・森!!!!たまに川!たまに湖!そして森!
どんだけ大自然大好きなの!?ってレベルで自然しかない。
中央は森、北も森、西も東も南も森である、一応植物の違いはあるようだが、素人目に見たら大体森で
説明が終わってしまう程度には森である。
ところどころ開けた場所には花畑があるようで、そこにはお約束のように妖精がいた。
平らに森ばかりというわけではなく、一応気持ち程度に高山もあるが植物は豊富に取り揃えられていて
遠目には緑って感じにしか見えないのであった。
拡大してみてみないとわからないが、住民であるエルフはツリーハウスに住んでいるようだった。
少数の部族が方々に点在といった形をとっていて、妖精や精霊と共生しているらしかった。
この大陸の構成だと火の属性があまりにも感じられないということで
南方の海に小島が設置され、そこに火山がドン☆
全種類の精霊欲しさに無理くり配置した感が否めない・・・、実際そうなのだが。
魔物と呼べる生命体はほぼほぼおらず、基本的に山にいるような動物が配置されていた
鳥類は他の大陸より多め。
「うーん目に優しい~、癒されるぅ~」
澄香の見た目は今エルフだ、確実に見た目に引っ張られている。
折角の美麗な見た目なのにやはり中身が残念・・・。
いや、見た目からいくとこれで正しいのかもしれない・・・多分。